2013年2月28日木曜日

2月28日(日)今年初めてムジナモ生育地へ

2月28日(日)13時10分~ 快晴 気温上昇 心地よい北風

 今年初めての観察行。もちろん自宅のムジナモ以上の期待をして・・・。
 途中、大きな梅の木の花がほころび始めていた。


途中の道端の梅 咲き初めと言ったところ



 
 生育地に着くと、全く雲のない快晴で、気温もぐっと上昇。北寄りの微風が心地よく顔に当たる。昨日朝までの雨により、生育地の西の水路はいい流れになっていた。生育地付近の梅はまだ蕾だったが、開花はもうすぐだろう。アセビはほとんど蕾だったが、中には花びらが開いているものもあった。

ポイント④近くのアセビ
下の花のように開きつつあるものも

まず、ポイント③へ。透明度が高い。スイレンの新芽が出てきている。タヌキモの越冬芽が2つ3つ。このポイントは日当たりが良くないからか、自宅のタヌキもより固そうだった。(展開してなかった。)今年こそ数年ぶりにタヌキモの花を見たいものです。

 
ポイント③ タヌキモの越冬芽
まだ葉は展開されていない
 
 
 続いてポイント②から①へ。1年ほど前だったか、樹木が大胆に剪定されていて林中が明るい。ポイント①で水位をみると、排水溝の底から13.0㎝。冬としては十分か。しかし、水位は雨のあと2、3㎝下がったのか、草に引っ掛かっているムジナモの越冬芽が多い。しかし、これはいた仕方ないことだろう。

 ポイント④から⑤へ。ポイント⑤ではアシなどが枯れて多少観察しやすい。今年はこのポイントで花が見られることを期待したい。

ポイント⑤中 中央には落ち葉とともにムジナモの越冬芽が。
 
 
ポイント⑤中 ムジナモの越冬芽
 
 
 続いてポイント⑥から⑧へ。まんべんなく、ムジナモの越冬芽が確認できた。
 
 
 ポイント⑤のカキツバタ群落の株元などにムジナモ越冬芽が。タヌキモの越冬芽もあったのだろうが確認できなかった。
 
ポイント⑥ 中央のカキツバタの株元にムジナモの越冬芽
 
 
 春めいてきたことをカメはちゃんとわかっている。冬眠から目を覚まし、活動を始めている。下の写真は樋の近くの2匹のミシシッピーアカミミガメ。他にも2匹いた。そういえば、メダカや、水中を泳ぐ小さな水生の小動物も動き出している。
 
 ポイント⑦の東の樋の近く 早くも冬眠から覚め活動を始めたカメ


ポイント⑦から⑧にかけてはアシなどの草が刈り取られていていた。ムジナモにとっては日当たりがいいわけで、よく生育・繁殖しいっぱい咲いてくれるのではと期待する。2,006年にポイント⑤のアシやガマが刈り取られたとき、連日いっぱいのムジナモが開花したことを思い出す。
 
ポイント⑧ たくさんのムジナモの越冬芽
 
ポイント⑧からポイント⑦に向かって  
草が刈り取られ、
これからのムジナモの生育が楽しみ
 
 
 今年も期待できそうといい気分になって戻る途中、ポイント⑤の堤の南のカエデの木にヘビの抜け殻が。この間、剪定されているので、抜け殻を傷めないように作業をされたのかなと感心した。今年は巳年。縁起を担ぐ方ではないが、ムジナモに関わるいいことがあるといいな・・・。
 
ポイント⑤の南 
中央やや右のJ字型(点のない「う」の字型・縦長の「つ」の字型)に下がっているのがヘビの抜け殻
頭の部分はなかった
 
 
 
 
 

 
 
 
 

2月28日 春めいてきました

2月28日(木)快晴 

 厳しかった冬にとって代わり、今日は雲ひとつない春めいた穏やかな日です。

 古い浴槽で10年以上の長い生活を送っているわが家のムジナモやタヌキモたち。すでに冬眠から目を覚まし、活動を始めています。気温も上がってきた昼ごろ、気分もいいので庭に出て写真を撮りました。
 
葉を展開し始めたムジナモの越冬芽(冬芽)

こちらの方が、展開がより進んでいるかな

 こちらはタヌキモの越冬芽

上にタヌキモ、ムジナモの越冬芽 右下にメダカ

小さな小さなテントウムシが 
体長わずか3.5mmほどのフタテンクロテントウ
物差しに載せて撮影しようとしたら、
ピョンとはじけて死んだふりをしていました
 

ムジナモ、タヌキモが入ってる浴槽 
カキツバタの新芽が少し伸びてきた
 
 
 自宅での観察の後、久しぶりにムジナモ生育地に行ったので、その報告をこの後にします。