空梅雨が続いていて、ムジナモ生育地の水位が下がってムジナモはどうなっているいるかと気になっていた。一週間前にやっと降雨があって、ホッとしているかな。今日は曇り空。久しぶりにムジナモの観察に出かけた。
生育地西の水田はとっくに田植えが終わり、早苗はしっかりと根付いていた。カブトエビは見られなかったが、ホウネンエビが元気に泳ぎ回っていた。水路にはモツゴやヌマエビが遡上していた。
生育地は水位十分。ポイント①で+14.5㎝。スイレンが大手を振っていた。午後とはいえ、いくらかは花を開いている。水色は黒っぽい。コウホネも花が多かった。
タヌキモは株数も少ない。花が見られてもいいころだが、今年も全く見られない。ポイント③の北も1株見ただけ。
ムジナモは大きくなっていたが、前回に比べ格段に株数を減らした。日でりと水田への取水で水位が下がり、干上がって枯れた株も多いのだろう。ムジナモが確認できたのは、ポイント⑤、⑥、⑥と⑦の間だけ。ポイント⑥でも株数は少ないのでこれからの分枝を期待したい。ポイント⑦ではオオバナイトタヌキモが増えてきている。ムジナモのきれいな写真が移せていなかったのが残念。
水辺Mは、早淡水赤潮が出ていた。野鳥の数は少なかった。
道路の水たまりにいたミシシッピーアカミミガメ
ポイント③ タヌキモ
ポイント③西のタヌキモ
ポイント⑤西 ムジナモは確認できなかった
ポイント⑤ ヤマブドウ
ポイント⑤東 ムジナモ 個体数は少ない
回復を願う
ポイント⑥ コウホネの花
ポイント⑥ 大きくなったムジナモ
個体数はそれほど多くない
ポイント⑥ ノアザミ
ポイント⑥の南の道端 ネジバナ 珍しくも淡い色
近くにはもっと濃いピンクの花がほとんど
ポイント⑥と⑦の間 クチナシの花
ポイント⑦の西 スイレンの葉についた微生物
ポイント⑦
オオバナイトタヌキモとイトトンボのおつながり
水辺M 早発生した淡水赤潮
手前の紅葉はサクラ