9月30日(水) 15:17~ 曇り ほぼ無風
秋らしくなってきた。
今日は朝やや冷えたが、午前中は晴れて気温も上がった。しかし、午後は曇り空となった。
1か月ぶりの観察。彼岸花も枯れ、生育地西の水田の稲穂も頭を垂れてきた。稲刈りも間近と思われる。ムジナモは元気でいるか気になるところである。
今日は久しぶりに、気持ちが高ぶった。生育地は中央の堤で東西に2分されている。西側では、かつてはポイント②や③、④、⑤にもムジナモが生育していたが、もう何年もポイント⑤以外では観察したことがなかった。ところが、スイレン・ヒツジグサが枯れかかって水面がいくらか見える今日、ポイント③と④の間くらいからポイント⑤までムジナモがいっぱい見られるのである。2000年代の早い時期と同じような状況である。スイレン・ヒツジグサが一ほぼ面を覆い、いくらかあいた隙間はオオバナイトタヌキモが大手を振っているからムジナモは生育する余地がほとんどないと思っていたがどっこい、ムジナモはスイレン・ヒツジグサの葉の下で十分光を受けられないであろうのに、生きのびていたのである。したたかなムジナモに感激である。
以下画像
(文字入力がうまくできないので写真説明は後日)