11月10日(金) 快晴 風弱し
自宅のムジナモ、タヌキモ。久しぶりの報告となる。この間、ほとんど手をかけていない。
自宅のムジナモ、初めていくつかの容器に分けて育てた。残念ながら、すべての容器で順調だったとはいえない。ガラス容器のムジナモは順調に個体数が増えていたが、夏場に一気にほぼ全滅するということもあった。このことについては後述する。また、今年は自宅のムジナモは花を付けなかった。
さて、この時期になってムジナモ、タヌキモ共に越冬芽(冬芽)ができてきている。
ポリバケツ容器 柿の落ち葉が観察するにも、ムジナモの生活にも邪魔になっている。
ポリバケツ容器 柿の葉を取り除いた ムジナモは越冬芽を大きくし、越冬芽以外はほとんど枯れている 越冬芽は27個+αあった
越冬芽をアップで 7mmほどか 枯れた葉はほとんどとれてしまった
黒プラ容器Ⅰ シャジクモが繁茂してわかりにくいが、右にムジナモ、その左下にタヌキモが確認できる 肉眼ではもっと確認できる
黒プラ容器Ⅱ ムジナモは少なかった
浴槽 柿の落ち葉が多い タヌキモは越冬芽を作っているが、まだまだ枯れずにいる 越冬芽
は多数
浴槽のタヌキモ
浴槽の大きめの越冬芽をアップで。5mm以上ありそう
昨年の浴槽水槽の失敗に始まって、今年もムジナモ栽培の難しさを感じた。プラスチックコンテ容器やプラスチック飼育容器等でうまくいかなかった。一方、ガラス容器ではうまくいっていたのだが・・・。
8月下旬のことである。それまでガラス水槽のムジナモが順調に株数を増やしていた。8月下旬近く、4日ほど外出していた。帰宅したあとで、そのガラス水槽のムジナモが、ひ弱なそうな3株を残してあとは溶けてしまって姿形がない。。原因は分からない。日向に置いていたから水温が上がりすぎたのかとも思ったが、PHを調べると(8.0~)8.5となっていた。いつの間にかアルカリ性に傾いていたのである。水質変化枯れた原因かもしれない。PHがアルカリ性側に傾いたその原因が全く分からない。改めてムジナモ栽培が難しいものだと認識した。このあと、水を入れ替え、PHは7.0になった。底に砂が入っていたが洗ったうえで残した。これでなんとか復活するかと期待したが、結局3株ともどんどん元気を失い、結局枯れてしまった。本当に悔しい。
元気な頃のムジナモ 7月10日
なんとか残っていた3株 8月24日 その後枯れた
PHは(8.0~)8.5のアルカリ性だった
浴槽水槽も、土を入れ替えてPHを改善するつもりだったが、いまのところできていない。タヌキモが越冬芽を残して枯れた冬に実行したいと思っている。そして来年は浴槽水槽のムジナモ復活に期待だ。