11月28日(月) 13:35~ 快晴 弱い西寄穏やかな穏やかな小春日和
8月以来3ヶ月ぶりのムジナモ生育地観察。秋深いこの時期、ムジナモ、タヌキモは、葉・茎を枯らし、先端に越冬芽を作っている頃だ。この時期の観察は2年ぶり。心地よく観察できた。
生育地のスイレンはかなり葉を枯らしている。水は澄んでいる。水位が低く、水底の泥を見せている場所も多い。いつも通りポイント③から⑧へ。戻って③から①へと観察。ムジナモの越冬芽(冬芽)は多くのポイントで確認できた。
ポイント③、③と④の間、⑤中・東、⑥、⑥の東、⑦、⑦と⑧の間、
⑧、③では未確認。
ほぼ例年通りである。
一方、タヌキモの越冬芽はポイント③と④の間あたりで確認したのみ。
生育地全体の傾向として、
・汚泥が堆積し水深が浅くなっている
・スイレンの勢力が大きい
・コイ、カムルチーなど魚類が減少
・タヌキモ、コウホネなどの衰退(個体数、開花数)
・サンショウモ、イチョウウキゴケ、シャジクモの衰退、消失
・ムジナモはまずまず健在
などのことを感じている。
ポイント③ ムジナモ越冬芽
ポイント③と④の間 ムジナモ越冬芽
ポイント③と④の間 ムジナモ・タヌキモ越冬芽