2012年4月29日日曜日

YouTubeにビデオを追加

4月29日 YouTubeに次の3本の動画を追加アップロードしました。

ムジナモの花

テマリワムシ

コイとムジナモ


の3本です。

ムジナモの花」は2006年夏、ムジナモ生育地での開花の様子です。
何輪も咲いていて最高でした。
テマリワムシ」は2002年、タヌキモを顕微鏡観察したとき、偶然視野に入ったものです。群体でおもしろい動きをしていました。
コイとムジナモ」は2003年の夏、ムジナモ生育地で大きなコイがムジナモを口にした瞬間をとらえた映像です。すぐに吐き出したのでやれやれでした。

タイトルをクリックすると、新しいウインドウが開き、ご覧になることができます。

2012年4月23日月曜日

4月23日(月) 植物も動物も活発に

4月23日(月) 植物も動物も活発に

前日は、雨だったが、今日はいい天気。風はほとんどなく、気温が上がった。
遅れていたソメイヨシノの花はもうなく、ヤマザクラが咲いていた。タンポポやレンゲ、スミレなど花いっぱいである。ワラビが出ていた。生育地では、スイレン・コウホネが元気に水面に葉を出している。カキツバタも葉を伸ばしているが、花はやや遅れるかもしれない。
動物もチョウ、トカゲ、そして生育地ではいろんなところでカメ(ほとんどがミシシッピーアカミミガメだった)が甲羅干しをしていた。大きなカムルチー(50㎝ほどのものと40㎝ほどのもの)もゆったりと泳いでいた。何年か前のようなコイは全然見かけない。
水位は十分。ポイント①でU字型排水溝底から9.5㎝。水色はやや褐色っぽいが、透明感があってきれいである。
今のところ野草が目立たず、生育地全体がすっきりしているような感じを受ける。ムジナモやタヌキモにとって日当たりが良好である。
ムジナモは、ポイント⑤、⑥、⑦と⑧の間あたりで、カキツバタやアシの株元に個体数多く生育している。捕虫葉ができてきている。体長はまだまだで、大きいほうで5㎝ぐらいか。昨年多かったポイント⑥の沖合にはなさそうだった。風の影響で留まれないのであろう。
タヌキモは、ポイント③、⑤に多いが、ムジナモに比べれば、個体数はずっと少ない。捕虫のうがしっかりできていて、虫を捕えた捕虫のうもある。ポイント③では40㎝程に大きく成長したものもあった。ポイント⑦の西に水底から生えているようなタヌキモが複数個体あった。数年前も同じポイントで何本も生えているように見えていた。(ムジナモ&タヌキモ通信 2007年4月1日、2008年4月12日、2009年6月18日参照)近年見かけず、どうなったかなと思っていたところである。ちょっとおもしろいというか不思議だ。観察を続けたい。
生育地西  ヤマザクラ
ポイント③から⑤を望む
 ポイント③ タヌキモ

ポイント③の東の土手 ワラビ、スミレ
 ポイント④の南 過日の嵐で折れたらしいヤナギの大木
 ポイント④ ムジナモもタヌキモもなさそう・・・
手前はカキツバタ、アシ
 ポイント⑤西 ムジナモ 5㎝程
 ポイント⑤西 ムジナモ
ポイント⑤中 ムジナモ
 ポイント⑤東の土手  トカゲ
ポイント⑥  ムジナモ
 ポイント⑥  ムジナモ
 ポイント⑥と⑦の間の樋の近く カメの甲羅干し
ポイント⑦の西 水底から生えているように見えるタヌキモ
 ポイント⑦ かつてはムジナモがいっぱいだったのだが・・・
アシも減った
 ポイント⑦と⑧の間  いっぱいのムジナモ
 ポイント⑧  今のところムジナモもタヌキモも見られない
ポイント⑦付近  カムルチー 50㎝ほどあろうか
 生育地西の水田の畔 レンゲ