2012年8月13日月曜日

8月13日(月) ムジナモ 連日の開花

8月13日(月) 11時48分~ 曇り一時にわか雨時々日差しあり
南~西寄りの風


曇りがちの天気ながら、気温が高いのできっと昨日の蕾がきっと開いているだろうと勇んで家を出る。ちょうど小雨がぱらつきだした。現地についてしばらくは降っていたが、そのうちにやんだ。今日は静止画だけでなくビデオ撮影もした。

まず、流れ出したタヌキモをビデオ撮影した。

そのあとすぐにポイント⑥へ向かう。咲いている、咲いている。
ムジナモの花数輪に出合えた。距離が多少あるし曇りなので見栄えの良い写真が撮れなかったことが残念である。
ポイント⑥

ポイント⑥  上の写真のアップ(トリミング)

ポイント⑥ まだ開ききれてない

ポイント⑥

ポイント⑥

そのあとポイント⑥の東側、樋の近くでで二輪咲いていた。この2輪もよく開いていた。写真の仕上がりはこちらももうひとつで残念。
 樋の近く

樋の近く


あす以降もまだまだ咲くだろう。
オオバナイトタヌキモが増殖してきている。花はまだ少ないがこれから秋深くまで咲くことだろう。
タヌキモの花は今日も見られず。ぜひ再会したいものである。


2012年8月12日日曜日

8月12日(日) タヌキモの流れ出し ムジナモの花と蕾がいっぱい

8月12日(日)14時28分~ 晴れ 弱い風 

暑い日が続いている。1日にタヌキモの蕾を見たのにその後花は確認できていない。用事のためムジナモ開花には遅くなったが、今日はなんとかタヌキモの花を見たいと思い観察に。

昨日多少の降雨があった。最近ポイント③で生育地の水が水田に取水が行われたようだ。ムジナモ生育地西の用水路が堰止めら水はたっぷり。田んぼにも水がいっぱいだ。用水路を間近に見ると大きなタヌキモが何株も浮かんでいる。ポイント③の取水口が開けられ、水と一緒にタヌキモがトンネルを通り抜けたらしい。過去10年、同様の取水を見ているが、タヌキモが用水路に流れ出ているのを見たのは初めてである。
水田は、浮草が繁殖し見づらくて、タヌキモは確認できなかった。水田でタヌキモが繁殖すれば面白い。また、堰が除かれれば、タヌキモは水辺Mに流れることになる。水辺Mのタヌキモが確認できなくなっているので、人の手を借りているとはいえ、復活につながることになり、かえって楽しみである。

ムジナモ生育地西の用水路  ポイント③から流出したタヌキモ

ムジナモ生育地西の用水路  ポイント③から流出したタヌキモ
1mほどもあろうかという大きな株 

ムジナモ生育地西の用水路  ポイント③から流出したタヌキモ
 これも大きい

ポイント①  水位が測定できないまでに大きく下がっていた 


タヌキモの花を探そうとポイント⑥へ。タヌキモの花は確認できなかった。1日のタヌキモの蕾と記したものは、開花後だったのかもしれない。
一方、ムジナモがいっぱい花開いたあとや、蕾が見られた。1、2時間早かったら素晴らしい光景だったのでは。また、明日が大いに楽しみ。

ポイント⑥ 蕾・前日に開花した株 オオバナノイトタヌキモの蕾

ポイント⑥ 左蕾 右ほとんど閉じたムジナモの花 

ポイント⑥ ムジナモの蕾


 オオバナノイトタヌキモの花が咲いた。下の写真はポイント⑥と⑦の間のもの。他のポイントでも咲きだした。
樋の近く オオバナノイトタヌキモの花と蕾

樋の東 ムジナモの花 ほとんど閉じている

 ポイント⑥と⑦の間 
ムジナモの蕾とイトトンボのおつながり

  ポイント⑥と⑦の間 ムジナモ・オオバナイトタヌキモの蕾

  ポイント⑥と⑦の間 ムジナモの花
ほとんど閉じている
  ポイント⑥と⑦の間 ムジナモ花
ほとんど閉じている 


ポイント②の北  ガの遺骸

生育地西の水田の畔 野草の花
今まで気がつかなった花 名前は?

2012年8月5日日曜日

8月5日(日) 自宅でムジナモ開花

8月5日(日)晴れ・曇り 11時17分で58% 34℃(簡易計器による測定)


ムジナモの蕾がいよいよ開きそうなので、1日中観察を続けた。晴れたりうす曇りだったりの空模様で、開きが悪いかなと心配したが、見事に花開いた。間近に観察でき、とてもきれいで、清楚可憐でいとおしくなるほど。
なお、昨日餌をあさることでムジナモをゆさぶり動かしていたタニシは、開花の邪魔になってはいけないと思い、昨日別の水槽に移している。

蕾・開花・花閉じるまでを、時間を追って写真で紹介する。11時22分から32分までの10分間の開くスピードが速い。この中間の写真がほしいところである。なお、カメラは同じ位置とは限らない。

途中、トンボが花の咲いているすぐ隣で産卵をしたので驚いた。その様子をビデオ撮影したので、別途公開します。


9時47分

10時59分

11時22分

11時32分

11時32分 アップ

11時37分

11時37分 上の写真の花をトリミング
子房の上端が富士山のようにも見える
めしべの先端がきれい
結実するか

花の大きさは? 
花びらは近くで物差しが遠いから7mmはないか
11時51分

物差しを手前においてみると7mm弱と読み取れる 
おおむね7mmということか 
この花は結構よく開いて大きく見える
11時52分

12時05分

13時21分(再掲)

13時36分

 
14時06分

15時38分
開花前と同じように整然とたたみこまれた

12時08分 ビデオカメラで静止画撮影
トンボが花の隣で産卵行動
葉の左の縞模様のトンボがわかるでしょうか
産み付けられたはずの卵はよくわからなかった

こちらは動画の1フレームを書き出したもの

同じく動画の1フレームを書き出したもの

YouTubeで公開しました。
http://www.youtube.com/watch?v=kvVVQtT1Bjs&feature=plcp


2012年8月4日土曜日

8月4日(土) 栽培品も開花か

8月4日(土)快晴のち曇り 弱い風 62% 34℃(12時15分、簡易計器にて測定)

昼前に、直径28㎝ほどのバケツで栽培している(ほったらかしにしているので栽培品と言えるかどうか?)ムジナモが蕾をつけていることに気がついた。これは今日咲くのではないかと期待した。(昨日の朝、前日に咲いたであろう株を確認したが、今日気づいた蕾は確認できてなかった。)しかしながら、12時30分になっても13時になっても蕾は開いてくれなかった。
観察中、タニシが蕾の近くでごそごそと餌をあさり、ムジナモが動かされ、蕾がだんだん沈みかけた。このことは咲かなかったことに影響しているだろうか。
そのタニシ、下の写真でわかるだろうか。下半身に長い藻が生えていて、まるで昔話に出てくる毛がいっぱい生えたカメのようだった。
さらに時々メダカも近くで泳ぎまわって、ムジナモに触れてくる。ムジナモは落ち着いて咲いてなんかいられないというような感じであった。

左から、一昨日咲いたらしい株(残念ながら開花の現認はしていない。)・蕾・タニシ・メダカ  12時11分


一昨日咲いたであろう株 昨日の朝撮影したもの


今にも開きそうなムジナモの蕾 12時34分
花をつける部分では、捕虫葉が無いことが多いが、よく見ると捕虫葉がある。


口や触手を出して餌をあさるタニシ 12時35分

タニシとメダカ 12時35分
毛がいっぱい生えていて、浦島太郎を竜宮城へ連れていったカメみたい

タニシは取り除いた。
さあ明日は咲いてくれるだろうか。

昨日ムジナモ生育地で蕾があったので今日開花の確認をしたかったが、自宅で観察をしたので行けなかった。これは仕方がない。

2012年8月3日金曜日

8月3日(金) 今日もムジナモの花に会えました

8月3日(金)12時10分~ 快晴の暑い日 北~東寄りの心地よい風

今日も暑い1日だった。一昨日の観察では蕾を見つけられなかったので今日は花は見られないかもしれないが、高温の日が続いているのでひょっとして幸運に恵まれるかもしれないとムジナモ生育地に行く。
今日はポイント⑥からポイント⑦までの観察とした。
ポイント⑥では花は見られなかった。樋のあたりも同様だった。
パソコンで写した写真をチェックすると蕾が2つ確認できた。

ポイント⑥と⑦の間。おう、なんと1輪ムジナモの花が咲いているではないか。しかも比較的岸寄りに。花びらの開き具合も、白さ、可憐さ、
いずれもとてもよい。ただ惜しむらくは葉にこぎれいさがないことかな・・・。
1輪とはいえ、比較的間近で花を見られたのはラッキーだった。

今日もワタカ(?)がポイント⑦の西に。ワタカは雑食・植物食で新芽を食べるというから、ポイント⑦のムジナモが激減したのは、ひょっとしてワタカのせいかと思ったりして・・・。

樋の近くで、蕾を確認している。
次もまた会えるかなー。

 ポイント⑥と⑦の間 ムジナモの花 12時26分

同 アップ 12時27分

トンボが多い。ポイント⑦の西でウチワヤンマが枯れたアシの先に何度も止まっていた。
アシの先で翅を休めるウチワヤンマ
なお、気になる水辺Mの淡水赤潮、今日も発生していなかった。

2012年8月1日水曜日

8月1日(水) ムジナモ開花

8月1日(水)12時30分~ 晴れ やや強めの風

ポイント⑦の東 樋の東 ムジナモの花  12時55分

猛暑が続いている。積雲がいくつも浮かびきれい。台風10号が日本に接近して来ている。その影響ではないだろうが、やや風が強かった。風向は北、南と変化していた。ムジナモが花を咲かせているのではと期待を抱いて今日観察に。水位は下がっている。干上がったムジナモも多いだろう。水辺Mは南東の一角に淡水赤潮がうっすらと発生していたが、今のところ昨年よりは少ないようだ。

 積雲がきれい


 水辺M南東の一角の淡水赤潮 

まずはポイント⑥へ。あろうことか、昨日開花したであろう株が1つあった。昨日は所要があって行けなかったのだが、少し残念だった。蕾はと探して見たが見つからなかった。カキツバタの果実が熟して赤い種子が見えている。オオバナイトタヌキモが花をつけだしたかと思ったが、タヌキモの花のようだ。久しぶりである。まだ、開ききっていなかった。これからはオオバナイトタヌキモが増殖しながらどんどん花をつけるだろう。悔しいことだ。

ポイント⑥ 昨日咲いたであろうムジナモの花
昨日観察したかった

ポイント⑥ 元気そうなムジナモ

 
ポイント⑥ カキツバタの果実

ポイント⑥ タヌキモの花か 久しぶりだ 12時40分
左はオオバナイトタヌキモか
もうすぐ開ききるだろう

ポイント⑥にて 簡易温度・湿度計で測定 12時48分 
誤差が大きいだろうが、湿度48% 温度38℃を表示
(いくらなんでもそんなに暑くない?)

続いて、ポイント⑦の東、樋の近くで観察。おお!咲いているではないか。1年ぶりの花との再会に感激である。少し東に移ると3輪が開花。いずれもやや岸から離れているのでつぶさにみることができない。満足いく写真撮影もできなかった。ここでも蕾は確認できなかった。次の観察に期待しよう。
樋の南東 ムジナモの花  12時54分

樋の東 ムジナモの花(再掲)

樋の東 ムジナモの花  13時02分

樋の東 ムジナモの花 13時01分

樋の東 上の写真のムジナモの花2輪 13時01分
ツーショットと言うに離れすぎ・・・

ポイント⑦の西で今日も例の魚が群れていた。フナでもなさそうだが、何のか? どうもワタカの可能性が強いように思う。ただし、ワタかの仔魚は銀色っぽいとの記述もあり、前回、前々回に見た仔魚はワタかの仔魚ではないことになる・・・?
ポイント⑦の西 ワタカか?

ポイント⑦の西 ワタカか?

さらにポイント⑦と⑧の間からポイント⑧へ移動。ポイント⑦と⑧の間あたりのコウホネはこぶり。花も少なくなり、下の写真では分かりにくいが葉の痛んだものが多い。
ポイント⑦と⑧の間 
このポイントのコウホネは花が少なくなった


そのあとポイント⑤を観察。毎年のことであるが、この時期水位が下がり、干上がりそうなムジナモがいっぱいでもったいないことである。
ポイント⑤西 干上がりそうなムジナモ
このポイント以外でも干上がったムジナモは多かった
毎年のことだがもったいないことである

最後にポイント①へ行き、水位を確認する。
水位は、わずかに+2.5㎝。今後さらに低下するであろう。