朝6時半ごろ、いつもどおり雨戸をあけた。少しぱらついている。
狭い庭に植えた草花などを少し見た後、昨年開花したバケツのムジナモはひょっとして蕾をつけたかなと覗いてみた。どうってこともなく、いつもどおり元気に所狭しとひしめき合っている。蕾はない。古い浴槽を置き、カキツバタ、タヌキモといっしょにムジナモが入れてある。今まで、オオバナイトタヌキモが取っても取っても伸びてくるので時々取り除いている。今朝もオオバナイトタヌキモが気になったので取り除いていると、なんと蕾があるではないか。しかもすでに先が白っぽくなっている。(今日以前は蕾が付いていることは気がついていなかった。あー恥ずかしいーっ。)今日咲くかもしれない、そんな雰囲気を漂わせている。いや今日は天気がもうひとつだから明日かもしれない。明日から乗鞍登山に行くから、明日咲いたらどうしようなど考えた。
ともかく写真だと思い、EOSを取り出した。100mmマクロレンズで狙う。写していたらもう1つの蕾を見つけた。10年以上の栽培の中で浴槽のムジナモに花が咲いたことはない(バケツなどで栽培しているムジナモは咲いている。)ので、これは大変なこと。興奮する。ほとんど蕾をつけることがないのに、同時に2つの蕾ということは、蕾に分化する重要なスイッチが入る気象的な条件を示唆しているのかもしれない。写真の方は、朝で悪天候で暗いため、カメラの感度をISO3200にしても手持ちではぶれてしまう。雨が降ってくる中、三脚を出して傘をさしながら、なんとかぶれの少ない写真が撮れた。
初めに気がついたムジナモの蕾
雨が付いてみずみずしい
引き続き見つけたムジナモの蕾
今にも咲きそう こちらもいかにもみずみずしい
今にも咲きそう こちらもいかにもみずみずしい
こちらは部屋のガラス戸際から写したもの
中央に1枚目の写真の蕾を写し込んでいる
天気が回復して、今日咲いてくれることを願う。
追伸
カメに噛まれた人差し指。傷はまだ残っているが、昨日あたりからほとんど痛みを感じなくなった。感染症などもないようで安心しました。