2015年4月29日水曜日

4月29日 春たけなわ

4月29日(水)15時23分~ 曇りから晴れ 西寄りの微風


 前回の観察から丁度1か月。順調に生育し、ムジナモも捕虫葉をつけているだろうなと思いまがら生育地へ。
 生育地西の農地は、稲作の準備をしているの1枚の田だけかもしれない。他は野草だらけとなり耕作されないようだ。高齢化が進んでいるのだろうな・・・。タンポポの綿毛のようなものが風に運ばれいっぱい飛んでいた。写真に撮ろうと思ったが上手く映っていなかった。土手には在来種も外来種もタンポポの綿毛がいっぱい。出てきた日差しに銀色に輝いていた。生育地西の農業用水路には、水生のアブラナ科の白い花が咲いていた。


  生育地西 タンポポの冠毛


  生育地西 タンポポの冠毛

  生育地西の農業用水路 アブラナ科と思われる白い花
 
 
ポイント③。生育地の南西端にあたる。いつも最初に観察する。水面はスイレンでほぼ全面が覆われている。花はまだまだ。カキツバタの花が満開というかいっぱい。まだ花がらがほとんどないので美しい。前回にはタヌキモの確認ができなかったが、今日は大きく伸びたタヌキモが何株か確認できた。秋にはタヌキモでぎっしりうずまるだろう。帰りに試しに1株測ってみると33.5cmあった。

  ポイント③ タヌキモ 大きく育っている 


  ポイント③ タヌキモ 長さは33.5cmあった


  ポイント③の対岸 カキツバタ
  

 ポイント② 今やムジナモもタヌキモも見られない。昨年もそうだったが、外来種かなと思われる水生植物が岸寄りの部分を覆っている。カメの死骸があった。

  ポイント② カメの死骸


  ポイント② 水生植物(抽水植物?) 外来種か?


 ポイント① 生育地の北西端にあたる。こちらもスイレンがかなり覆っている。水色がかなり黒っぽくなっているのに気がついた。水位は排水溝の底から12.0cm。

 ポイント⑤ ポイント⑤と次のポイント⑥が生育地の中央に当たる。カキツバタとキショウブが咲いている。スイレンも岸近くに迫っている。ムジナモもタヌキモも順調。ムジナモは捕虫葉をつけていた。


  ポイント⑤ キショウブとカキツバタ


  ポイント⑤ ワタスゲを思い出した


  ポイント⑤中 ムジナモ タヌキモ


  ポイント⑤中 ムジナモ7cmちょい 捕虫葉ができている


  ポイント⑤の南 ヒイラギナンテンの新葉 中央上に昆虫の幼虫の巣が


 ポイント⑥ コウホネは南西角にひっそりでスイレンが全くの優勢。カキツバタが美しい。気品すら感じる。ムジナモ、タヌキモあまりは目立たない。

  ポイント⑥ カキツバタ


  ポイント⑥ カキツバタ


  ポイント⑥東 クロマツの雌花


 樋~ポイント⑥と⑦の間 オオバナイトタヌキモが活動しだしていて、ムジナモやタヌキモが息苦しそうに囲まれている


  樋のあたり  見事な枯れアシ


  樋のあたり ムジナモ オオバナイトタヌキモ


  ポイント⑥と⑦の間 元浮島のあたり ムジナモ



   ポイント⑥と⑦の間 元浮島のあたり タヌキモ


 ポイント⑦ 水生植物が生えてない間隙が多いが風に流されるのだろう。そこにはムジナモ、タヌキモはない。岸際やオオバナイトタヌキモに囲まれてムジナモ、タヌキモが。
 
  ポイント⑦の西 スイレンの端にくっつくようにコウホネがわずかに
 
  ポイント⑦西 オオバナイトタヌキモに囲まれたムジナモ タヌキモ 
  
  ポイント⑦の西 ムジナモ
 
 
  ポイント⑦の西 コイ 60cm以上か
 
  ポイント⑦の西 タヌキモ
  
  ポイント⑦の西 コイ 上の写真のコイと同じ個体かも
 
  ポイント⑦東 タヌキモ


ポイント⑦と⑧の間
 対岸よりにコウホネが多い。ムジナモ、タヌキモはカキツバタなどの株元にあった。


  ポイント⑦と⑧の間からポイント⑧の西を望む 
  上から右にかけてコウホネ 手前はスイレン
  右のカキツバタなどの株元にムジナモ


   ポイント⑦と⑧の間 ムジナモ タヌキモ


 ポイント⑧   生育地の南東の端に当たる。ムジナモもタヌキモも確認できず。そのうちに移動してくるかな? 日当たりが悪いからか、カキツバタの生育も遅れている。


 
  ポイント⑦

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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