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このところ好天が続いていた。きっとムジナモは咲いているだろうなと思っていた。明日から雨が降りそうなので、観察は今日だと生育地に行く。
生育地西の水田には水が張られていた。稲は元気そうに育っている。今日は水田にはトンボは飛んでいなかった。
まずポイント③へ。水位が回復していた。タヌキモを確認し、すぐポイント④と⑤の間に移動。水色は黒っぽいが前回観察の6日時に比べきれいに見える。ムジナモが多く、タヌキモも確認できる。時間をかけて観察すればムジナモが花をつけているのかもしれないなとあとで思った 。
ポイント④と⑤の間 ムジナモが多い。タヌキモも確認できる
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ポイント⑤は後回しにして、期待のポイント⑥へ。すぐにムジナモの花を確認できた。花崗岩の柵の向こう3~4mぐらいの距離で比較的近いので幸運だった。花ということは肉眼ながらなんとかわかる。今日は70~300mmのズームレンズを持ってきたので、一番望遠側で撮影した。それが下の写真である。めしべ・おしべがはっきりとわかるというほどの解像度は得られていない。花はこの一輪のみ。蕾らしきものは見つけられなかった。
ポイント⑥ 中央にムジナモの花 焦点距離300mmで撮影した元の画像
ポイント⑥ ムジナモの花 上の写真をトリミングして切りだしたもの 残念ながらめしべ・おしべがはっきりするだけの解像度がない(再掲)
次にポイント⑤に戻り、水位上昇で元気になったムジナモを確認して安心した。花は確認していない。
ポイント⑤中 水を得て元気になったムジナモたち
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この後、ポイント①で水位上昇を確認し、生育地西の水路を観る。ポイント③から取水したためタヌキモも一緒に出てきたのだろう。堰き止められた中に2株のタヌキモがあった。数年前にも同様にタヌキモが流出したことがあった。その年はポイント③のタヌキモが多かったので流出株数も多かった。なおこの水路はすぐ隣のM池に流れ込む。今はM池でタヌキモを確認してないが、ムジナモ・タヌキモの観察を始めた頃はタヌキモが結構生育していた。
ポイント③の西の水路 ポイント③から取水のために流出したと思われるタヌキモ