気になっていた生育地のムジナモたち、今日やっと会いに行けた。
今年厳しいj冬の寒さを示していたが、このところめっきり春めいてきた。
梅は盛りを過ぎたほどである。ツクシも出、オオイヌノフグリなどの草花も咲き出している。
生育地は、水は澄み、スイレンが少し葉を水面に出していた。中州のようなものが多く出現し、スイレンの地下茎がいろんな地点で浮いていた。ムジナモは期待通りの越冬芽の浮上、葉の展開であった。自宅の栽培品よりよく育っていた。
季節風の影響であろうが、ムジナモの分布は生育地の西半分、東半分とも例年通りそれぞれ東寄りの偏りがあった。ムジナモは多いが、タヌキモは少なかった。
ポイント③ ヤナギが芽を出していた。一部水中から葉を出している。タヌキモは確認できなかった。
ポイント③東 アセビ 可憐な花を咲かせていた。
ポイント③と④の間 ムジナモ
ポイント④ タヌキモも見つけた ムジナモより大きい
ポイント④と⑤の間 多数のムジナモ 結構大きくなっている
ポイント④と⑤の間 スギの雄花 まだ花粉は飛散していない
ポイント⑤西 大量のムジナモたち (再掲)
ポイント⑤東
ポイント⑤東 ムジナモ タヌキモ
ポイント⑥ 中州 スイレンの地下茎?
ポイント⑥ 少ないムジナモ
樋のあたり 中央にカメ
ポイント⑥と⑦の間 コイ 5,60cmほどのコイが2尾いた
ポイント⑦のすぐ東
ポイント⑧の西
ポイント⑦と⑧の間 花粉だろうか? 白いものが浮いている
ポイント⑦⑧の南の湿地 ツクシ
今は、抽水植物が成長する前だから、ムジナモは伸び伸び・旺盛のように見える。ポイント④などで、時期的にスイレンが繁茂する前でスペースが十分あるのに残念ながらムジナモは少ない。昨秋にあれだけ繁茂していたのだから、きっと季節風で東に流されてしまったのだろう。これから進出するだろうが、スイレンも繁茂するので岸からはほとんど観察できない。
タヌキモが近年衰退気味で、今後が心配だ。
動画 ポイント⑤のムジナモたち