ゴールデンウィーク最終日の今日、ムジナモ生育地の観察に出かけた。
そのうちに降り出しそうだが、観察中は晴れていて有り難かった。。
暦の上では、季節は夏。気温は高めだった。
今日は休日ということもあってか、カメラを手に訪れている人が多い。団体で来ている人達もいた。
ピンクのツツジがきれい。ワラビもよく出ている。生育地はもうカキツバタの満開。スイレンもほぼ全域を覆っている。
左側、タヌキモは見られるかなとポイント③へ。あるある、ちゃんとタヌキモが大きく葉を拡げている。 水色は黒っぽい。最初はタヌキモに目を奪われているが、まわりを見ていくと、おおっ!
なんとムジナモがポイント③に復活しているではないか。なんとも嬉しかった。近くまで、ムジナモが生育してきているから、そのうちにポイント③にも戻ってくるのではと思っていたが、正に期待が実現した。とても嬉しい。何年ぶりだろうか。2007年7月15日に今にも枯れそうなムジナモを1株確認している。それ以降だから11年ぶりの復活である。
ポイント③西の土手 ツツジ
ポイント③
ポイント③ 前回の観察では見られなかったタヌキモ。大丈夫だった。
ポイント③ 驚きのムジナモ復活!!
(再掲)
※ポイント③アーカイブズ(ムジナモ&タヌキモ通信)より
2002年7月3日 ポイント③で一番隆盛だった頃 ムジナモタヌキモ元気に共生
画像をクリックすると詳細画像が見られます
2004年7月24日 ポイント③で確認した唯一のムジナモ開花
腹ばいになって撮影したことを思い出す
2007年7月15日 ポイント③で最後に見たムジナモ
ポイント③から東へ移動。ポイント③の東あたりからポイント⑤にかけて、ずっとムジナモが見られる。岸際、抽水植物の株間が多いが、スイレンの葉の隙間にも所々ある。
ポイント③と④の間 手前のカキツバタ中央に中州
ポイント③と④の間 カキツバタの株間のムジナモ
ポイント③と④の間 カキツバタの間下の方にムジナモが数株
ポイント④の東 スイレンの葉の間の隙間ににムジナモ
ポイント⑤ カキツバタと帰化植物のキショウブ カキツバタの方が優勢。
ポイント⑤全景 動画からの書き出し画像
ポイント⑤西 ムジナモ
中央の堤を超えてポイント⑥から⑧へ。ポイント⑥はスイレンの生えていない隙間が十分あるのだが、ムジナモは見られない。コウホネも分からなかった。カキツバタの株元に1株のムジナモを確認した。東へ進むとポイント⑥と⑧の西までムジナモが見られ、ポイント⑦と⑧の間あたりから⑧の西でムジナモが多い。⑧デアは見られない。沖でミシシッピーアカミミガメが目につく。また、コイが悠々と泳ぐ姿が多く見られた。コウホネがポイント⑧の西とポイント⑧で少数確認。他のポイントでは確認できなかった。コウホネがぐっと減ってしまった。
ポイント⑥ スペースはあるがムジナモは分からない
動画からの書き出し画像
ポイント⑥ 何とか見つけたカキツバタの株元のムジナモ
ポイント⑦ 動画からの書き出し画像
ポイント⑦と⑧の間 悠々と泳ぐコイ50cmほどあろうか。
ポイント⑦と⑧の間 ムジナモ
ポイント⑦と⑧の間 ムジナモ
ポイント⑧の西 コウホネ
ポイント⑧ 白花のカキツバタ2輪 ここでしか見られない。
最後にポイント②、①経向かう。ポイント③の西あたりでの樹木が大きく伐採剪定をされていて明るくなった。ポイント②はうっそうとしてきて観察できない。多分ムジナモもタヌキモもないだろう。ポイント①の北岸よりはスイレンがない。
ポイント① 手前が北 前方はポイント③④が
動画からの書き出し画像
ポイント⑧から③へ戻るとき、ポイント⑦付近で綿毛のような雪のようなものが舞っていた。動きが速く何なのか分からない。帽子で受けても直ぐ風で飛んでいってしまう。何とか確認すると、綿毛を持った「小さな種子であった。ケサランパサランのよう。静止画の撮影は難しい。動画をアップしたので、ご覧下さい。