2018年5月6日日曜日

5月6日(日) 11年ぶりのムジナモ復活 ポイント③

5月6日(日) 晴れ 無風→心地よい南風  ポイント③のムジナモ11年ぶりに復活



 ゴールデンウィーク最終日の今日、ムジナモ生育地の観察に出かけた。
 そのうちに降り出しそうだが、観察中は晴れていて有り難かった。。
 暦の上では、季節は夏。気温は高めだった。
 今日は休日ということもあってか、カメラを手に訪れている人が多い。団体で来ている人達もいた。

 ピンクのツツジがきれい。ワラビもよく出ている。生育地はもうカキツバタの満開。スイレンもほぼ全域を覆っている。

 左側、タヌキモは見られるかなとポイント③へ。あるある、ちゃんとタヌキモが大きく葉を拡げている。 水色は黒っぽい。最初はタヌキモに目を奪われているが、まわりを見ていくと、おおっ!
なんとムジナモがポイント③に復活しているではないか。なんとも嬉しかった。近くまで、ムジナモが生育してきているから、そのうちにポイント③にも戻ってくるのではと思っていたが、正に期待が実現した。とても嬉しい。何年ぶりだろうか。2007年7月15日に今にも枯れそうなムジナモを1株確認している。それ以降だから11年ぶりの復活である。
 
 ポイント③西の土手   ツツジ  
 
  ポイント③
 
 ポイント③ 前回の観察では見られなかったタヌキモ。大丈夫だった。
 
 
  ポイント③  驚きのムジナモ復活!!
  (再掲)
 
 ※ポイント③アーカイブズ(ムジナモ&タヌキモ通信)より
 
 2002年7月3日 ポイント③で一番隆盛だった頃 ムジナモタヌキモ元気に共生
  画像をクリックすると詳細画像が見られます
   
 2004年7月24日 ポイント③で確認した唯一のムジナモ開花
            腹ばいになって撮影したことを思い出す
 
   2007年7月15日 ポイント③で最後に見たムジナモ
 
  
 ポイント③から東へ移動。ポイント③の東あたりからポイント⑤にかけて、ずっとムジナモが見られる。岸際、抽水植物の株間が多いが、スイレンの葉の隙間にも所々ある。
 
  ポイント③と④の間  手前のカキツバタ中央に中州

  ポイント③と④の間 カキツバタの株間のムジナモ
 
  ポイント③と④の間 カキツバタの間下の方にムジナモが数株
 
  ポイント④の東  スイレンの葉の間の隙間ににムジナモ
 
  ポイント⑤  カキツバタと帰化植物のキショウブ カキツバタの方が優勢。
 
 ポイント⑤全景 動画からの書き出し画像
 
  ポイント⑤西  ムジナモ
 
 
中央の堤を超えてポイント⑥から⑧へ。ポイント⑥はスイレンの生えていない隙間が十分あるのだが、ムジナモは見られない。コウホネも分からなかった。カキツバタの株元に1株のムジナモを確認した。東へ進むとポイント⑥と⑧の西までムジナモが見られ、ポイント⑦と⑧の間あたりから⑧の西でムジナモが多い。⑧デアは見られない。沖でミシシッピーアカミミガメが目につく。また、コイが悠々と泳ぐ姿が多く見られた。コウホネがポイント⑧の西とポイント⑧で少数確認。他のポイントでは確認できなかった。コウホネがぐっと減ってしまった。
 
 ポイント⑥ スペースはあるがムジナモは分からない
         動画からの書き出し画像
 
 ポイント⑥  何とか見つけたカキツバタの株元のムジナモ
 
 ポイント⑦  動画からの書き出し画像
 
 
  ポイント⑦と⑧の間  悠々と泳ぐコイ50cmほどあろうか。
 
  ポイント⑦と⑧の間 ムジナモ
 
  ポイント⑦と⑧の間 ムジナモ
 
 ポイント⑧の西 コウホネ

ポイント⑧  白花のカキツバタ2輪  ここでしか見られない。
 
 
最後にポイント②、①経向かう。ポイント③の西あたりでの樹木が大きく伐採剪定をされていて明るくなった。ポイント②はうっそうとしてきて観察できない。多分ムジナモもタヌキモもないだろう。ポイント①の北岸よりはスイレンがない。
 
 ポイント①  手前が北 前方はポイント③④が
         動画からの書き出し画像

 ポイント①に咲いていた野草
 
 
ポイント⑧から③へ戻るとき、ポイント⑦付近で綿毛のような雪のようなものが舞っていた。動きが速く何なのか分からない。帽子で受けても直ぐ風で飛んでいってしまう。何とか確認すると、綿毛を持った「小さな種子であった。ケサランパサランのよう。静止画の撮影は難しい。動画をアップしたので、ご覧下さい。