2022年11月28日月曜日

11月28日 ムジナモ越冬に備えて

 11月28日(月) 13:35~ 快晴 弱い西寄穏やかな穏やかな小春日和


 8月以来3ヶ月ぶりのムジナモ生育地観察。秋深いこの時期、ムジナモ、タヌキモは、葉・茎を枯らし、先端に越冬芽を作っている頃だ。この時期の観察は2年ぶり。心地よく観察できた。

 生育地のスイレンはかなり葉を枯らしている。水は澄んでいる。水位が低く、水底の泥を見せている場所も多い。いつも通りポイント③から⑧へ。戻って③から①へと観察。ムジナモの越冬芽(冬芽)は多くのポイントで確認できた。

  ポイント③、③と④の間、⑤中・東、⑥、⑥の東、⑦、⑦と⑧の間、
  ⑧、③では未確認。
  ほぼ例年通りである。
 一方、タヌキモの越冬芽はポイント③と④の間あたりで確認したのみ。

 生育地全体の傾向として、
  ・汚泥が堆積し水深が浅くなっている
  ・スイレンの勢力が大きい
  ・コイ、カムルチーなど魚類が減少
  ・タヌキモ、コウホネなどの衰退(個体数、開花数)
  ・サンショウモ、イチョウウキゴケ、シャジクモの衰退、消失
  ・ムジナモはまずまず健在
などのことを感じている。

  ポイント③ ムジナモ越冬芽

  ポイント③と④の間 ムジナモ越冬芽

  ポイント③と④の間 ムジナモ・タヌキモ越冬芽

  ポイント③と④の間東より ムジナモ 

  ポイント③と④の間東より ムジナモ・タヌキモ越冬芽
 
  ポイント⑤中 ムジナモ越冬芽

  ポイント⑦ ムジナモ越冬芽

  ポイント⑦と⑧の間 クチナシの果実

  ポイント⑦と⑧の間 ムジナモ越冬芽

  ポイント⑤⑥の南 M池の堤 カエデ






2022年10月3日月曜日

10月3日(月) 青ポリペール水槽のムジナモ 株数チェック

 10月3日(月) 晴微風微風



 昨年に引き続き連日開花した青ポリペール水槽のムジナモを水槽から取り出し、果実や体長、株数を調べた。 

 水槽から少しずつ取り出し、取り出し、プラスチックの平板の上に10株ずつ並べていく。

・ほぼ四分の一で74株あった。多いのでここで株数を読むのは中断。全体では300株ほどか。

・長短様々で大きいものでも10cm未満。狭い水槽に多くの株数のため大きくなれないのだろう。しかし感動の開花数だった。

・あれだけ咲いたから果実も多く直ぐわかると思ったが、確認できなかった。すでに本体から分かれてしまったのか、まだ残っていてもよう見つけなかったのかもしれない。来年以降は、開花後暫くしたら別の水槽に分けておき、果実も観察できるようにしたい。

・この時期だからか、分枝しているものは確認できなかった。

・越冬芽(冬芽)ができつつある株もあった。

 株数を数えた後、水槽に戻し水を足した。


 作業前の水槽

 四分の一を取り出した後

 74株あった。右中段は一緒にムジナモについてきたシャジクモ(再掲)

 体長の大きいもの3株

 越冬芽(冬芽)ができつつある株

 数えたムジナモを元に戻す

 水の勢いで不均等になったが、そのうちになじみ均等にばらけるだろう




2022年8月24日水曜日

8月24日(水)ムジナモ生育地 三日連続で開花

8月24日(水)  12:40~  曇りのち晴れ 



















 三日連続の開花を確認でき喜んでいる。 

 ポイント⑤中とポイント⑦と⑧の中間あたりを中心に観察。今日も開花を確認できた。綺麗に花弁が開いていた。蕾もあるので、明日以降も咲いてくれるだろう。

 昨日は分からなかったが、今日はポイント⑦西でサンショウモの健在姿姿を確認できた。


 ポイント⑤中で蕾と思って撮影したが、画像を見ると蕾で花がいびつになっているので花がいびつになっているが、外力・刺激を受け上手く開けないのかもしれない。他に蕾もあった。こちらは明日ぐらいに開花しそうだ。







ポイント⑤中 外力を受けて上手く開けないないのかもしれない








ポイント⑤中 蕾 明日ぐらいに咲きそう


 ポイント⑦の西、やや沖合に咲いていた。スイレンの花のように水面の反射が綺麗そうだ。遠いので明瞭に写せないのが残念。

 ポイント⑦の西 上の方中心部、大きな株の一つに1輪開花。









ポイント⑦の西 水面に萼、花弁が反射してている 

 

 連日開花していたポイント⑦と⑧の中間あたりのポイントへ。何と今日も咲いており、同じポイントで3日連続の開花となった。花弁も綺麗に開いている。











ポイント⑦と⑧の中間あたり バランス良く綺麗に咲いた












ポイント⑦と⑧の中間あたり 花をアップ(再掲)


 帰り際にポイント⑦西をよく見ると、昨日は確認できなかったが今日はサンショウモを3株確認でき、安心した。

 ポイント⑦西 サンショウモ 少し右(東)側にもう1株あった


 ムジナモが明日以降も咲きそうで楽しみだ。


追伸

25日(木)(曇り)

 昼に観察に向かう。ポイント⑤中もポイント⑦と⑧の中間でも咲いてなかった。蕾はあった。又、ポイント⑦の写真をアップしたサンショウモが見当たらず、小葉2枚の小さな株が11つあっただけだった。どうしたんだろうか。


2022年8月23日火曜日

8月23日(火) ムジナモ生育地で連日の開花


 8月23日(火) 11:45~ 晴れ 気温上昇 

  ムジナモ生育地で久しぶりに見る、きれいに咲いた花 

    (2枚下の画像をトリミングしたもの)


昨日の観察で開花の確認と咲いた後のもの、蕾を確認している。

 蕾が今日は花となっているのではと思い、昼の空き時間に急いで観察に。

 ポイント⑤中で、前日蕾を確認しているが、残念ながら、咲いてはいなかった。蕾2個あった。明日ぐらいに咲くかもしれない。

  ポイント⑤中  左上と右下に蕾


 すぐポイント⑦と⑧の中間あたりに移動。咲く咲き終わりを確認したポイントで、なんと2輪が近い距離で咲いているではないか。前日は、花に気をとられて蕾を見落としていたのか。時刻が早いので、前日のように花弁がもうほとんど閉じているのではなく、しっかり開いている。ムジナモ生育地できれいに咲いている花を見るのは何年ぶりだろうか。感激した。


  ポイント⑦ト⑧の中間あたり 2輪の開花


  ポイント⑦ト⑧の中間あたり  

  上の画像の2輪の花を少し遠めに見る


 明日も咲きそうなので、時間があれば観察に行きたい。

2022年8月22日月曜日

8月22日(月) ムジナモ生育地で開花

 8月22日(月)13:10~ 晴れ 風(風向きが次々と変わる)→曇り、風止む

  今日開花しただろうムジナモの花 左上はオオバナイトタヌキモの花


 ムジナモ生育地では、水温上昇が栽培用水層より遅れ、まだ咲いているのではという期待を持って観察に出かけた。はたして花は見られたのか。

 結論から書くと、ポイント⑧の西で、現にできた。しかし、閉じ終わる直前であった。柱頭や葯を確認したのではない。ちょっと残念だった。又、ポイント⑤中で、昨日開花したと思われるものが1つと、小さな蕾を2つ確認した。明日開花するか分からないが楽しみである。

 生育地の水位は最近の多雨で十分。ムジナモが干上がったこともなさそうで、比較的岸際に多く、観察しやすい。スイレンの花も数が減った。ポイント④あたりのスイレンは少し赤茶けていて葉が小さいように感じた。ポイント⑦あたりのスイレンは葉が大きかった。

 オオバナイトタヌキモ、最盛期を終えたのか。花は咲いているが、花数は多くはない。

ポイント③ 

 土手に草生い茂りポイントまで降りづらい。日当たりが悪い。浮き草がほぼ全面を覆っている。浮き草をよけるとムジナモが見られる。タヌキモは未確認、マツモがあった。

  ポイント③ ムジナモ マツモ

ポイント③の東~④~⑤の西

 結構ムジナモが繁茂。岸際にも多く、スイレンが衰退してきてスペースが生じ多ところにムジナモが多い。スイレンの葉は小さめ。葉が赤茶けている。タヌキモは少ない。

  ポイント③の東 岸近くのムジナモ

  ポイント④の東 オオバナイトタヌキモの花

  ポイント⑤ ウチワヤンマ

 ポイント⑤

 ムジナモ多い。タヌキモもまあまあ。ポイント⑤中のほぼ同じ場所に、2~3日のうちに咲いたであろう開花後のものと、蕾を付けた2株があった。蕾はどちらも小さいので、咲くのは2~3日後かもしれない。

  ポイント⑤中 前日までに咲いたもの 右上に小さな蕾が

  ポイント⑤東

ポイント⑥

   だんだん底が浅くなり、ムジナモの生育スペースがますます少なくなっている。そんな中でムジナモもしっかり生育。オオバナイトタヌキモは他を圧倒するほどではない。

  ポイント⑥ ムジナモと今日は閉じたスイレンの花

ポイント⑥の東~⑦の西

 結構ムジナモ繁殖。スイレンの葉が大きい。ポイント④あたりと品種が違うのだろうか。

ポイント⑥と⑦の間あたりでは、コウホネが生き延びている。

 ポイント⑥と⑦の間 ムジナモ コウホネ オオバナイトタヌキモ 

ポイント⑦の西~ポイント⑦ 

 スイレンが生育範囲を広げて、空いたスペースが減ってきているようだ。ムジナモは近年より多そう。サンショウモはどこかにあるだろうが未確認。

  ポイント⑦の西 ムジナモ 

  ポイント⑦ ムジナモ オオバナイトタヌキモは枯れてきている

  ポイント⑦沖 美しいスイレンの花

ポイント⑦の東~⑧の西

 岸よりにムジナモ生育。比較的岸寄りに花が。ほとんど花弁を閉じていたが、今日開花したことには間違いがない。30分でも早く来ていたらと思えて残念。

 

  ポイント⑦の東 チョウトンボ


  ポイント⑦ト⑧の間 ムジナモの花とオオバナイトタヌキモの花

ポイント⑧ 

 日当たり悪い。清潔感がない。コウホネ健在。右下にはムジナモが。タヌキモかと思ったが、ムジナモだった。

  ポイント⑧ コウホネとムジナモ

ポイント①

 水色が黒っぽい。日当たりが悪い。清潔感があまりない。ムジナモが少なくなった。

  ポイント① ムジナモ


2022年8月20日土曜日

8月5日以降、栽培ムジナモ、蕾はできるも開花に至らず

8月5日~20日の報告


8月5日の蕾の様子から、8月6日は咲くだろうと期待するも咲かなかった。

今日は咲くか、今日は咲くかと連日観察を続けるも咲きそうにない。

そのうちに蕾のまま水没した。

栽培品ムジナモの今年の開花は終わったようだ。

しかし今年は、1日に9輪開花をはじめ、昨年以上の開花数を見た。


  8月6日(土) 18:10 今日は咲くかと期待したがだめだった


 8月13日(土) 17:24 上の蕾の1週間後 この環境は咲くか今日は咲くかと

 継続観察したが咲けず、だんだん元気を失っている 後日水没


  8月13日(土) 17:24 8月6日より後にできた蕾 

  元気がありそうで咲くかと期待したが、こちらも結局咲けず、やがて水没


 8月20日(土) 青ポロペール水槽の全体 もう蕾は1つもない


今年の開花も終わりだろう。可憐な花に十分堪能できた。

ほかの水槽のムジナモは株数も少ないが、この夏の開花は確認できなかった。

ムジナモ生育地では、過去、8月下旬まで咲いていたから、まだ花を見られるかもしれない。観察に行きたい。