2022年8月22日月曜日

8月22日(月) ムジナモ生育地で開花

 8月22日(月)13:10~ 晴れ 風(風向きが次々と変わる)→曇り、風止む

  今日開花しただろうムジナモの花 左上はオオバナイトタヌキモの花


 ムジナモ生育地では、水温上昇が栽培用水層より遅れ、まだ咲いているのではという期待を持って観察に出かけた。はたして花は見られたのか。

 結論から書くと、ポイント⑧の西で、現にできた。しかし、閉じ終わる直前であった。柱頭や葯を確認したのではない。ちょっと残念だった。又、ポイント⑤中で、昨日開花したと思われるものが1つと、小さな蕾を2つ確認した。明日開花するか分からないが楽しみである。

 生育地の水位は最近の多雨で十分。ムジナモが干上がったこともなさそうで、比較的岸際に多く、観察しやすい。スイレンの花も数が減った。ポイント④あたりのスイレンは少し赤茶けていて葉が小さいように感じた。ポイント⑦あたりのスイレンは葉が大きかった。

 オオバナイトタヌキモ、最盛期を終えたのか。花は咲いているが、花数は多くはない。

ポイント③ 

 土手に草生い茂りポイントまで降りづらい。日当たりが悪い。浮き草がほぼ全面を覆っている。浮き草をよけるとムジナモが見られる。タヌキモは未確認、マツモがあった。

  ポイント③ ムジナモ マツモ

ポイント③の東~④~⑤の西

 結構ムジナモが繁茂。岸際にも多く、スイレンが衰退してきてスペースが生じ多ところにムジナモが多い。スイレンの葉は小さめ。葉が赤茶けている。タヌキモは少ない。

  ポイント③の東 岸近くのムジナモ

  ポイント④の東 オオバナイトタヌキモの花

  ポイント⑤ ウチワヤンマ

 ポイント⑤

 ムジナモ多い。タヌキモもまあまあ。ポイント⑤中のほぼ同じ場所に、2~3日のうちに咲いたであろう開花後のものと、蕾を付けた2株があった。蕾はどちらも小さいので、咲くのは2~3日後かもしれない。

  ポイント⑤中 前日までに咲いたもの 右上に小さな蕾が

  ポイント⑤東

ポイント⑥

   だんだん底が浅くなり、ムジナモの生育スペースがますます少なくなっている。そんな中でムジナモもしっかり生育。オオバナイトタヌキモは他を圧倒するほどではない。

  ポイント⑥ ムジナモと今日は閉じたスイレンの花

ポイント⑥の東~⑦の西

 結構ムジナモ繁殖。スイレンの葉が大きい。ポイント④あたりと品種が違うのだろうか。

ポイント⑥と⑦の間あたりでは、コウホネが生き延びている。

 ポイント⑥と⑦の間 ムジナモ コウホネ オオバナイトタヌキモ 

ポイント⑦の西~ポイント⑦ 

 スイレンが生育範囲を広げて、空いたスペースが減ってきているようだ。ムジナモは近年より多そう。サンショウモはどこかにあるだろうが未確認。

  ポイント⑦の西 ムジナモ 

  ポイント⑦ ムジナモ オオバナイトタヌキモは枯れてきている

  ポイント⑦沖 美しいスイレンの花

ポイント⑦の東~⑧の西

 岸よりにムジナモ生育。比較的岸寄りに花が。ほとんど花弁を閉じていたが、今日開花したことには間違いがない。30分でも早く来ていたらと思えて残念。

 

  ポイント⑦の東 チョウトンボ


  ポイント⑦ト⑧の間 ムジナモの花とオオバナイトタヌキモの花

ポイント⑧ 

 日当たり悪い。清潔感がない。コウホネ健在。右下にはムジナモが。タヌキモかと思ったが、ムジナモだった。

  ポイント⑧ コウホネとムジナモ

ポイント①

 水色が黒っぽい。日当たりが悪い。清潔感があまりない。ムジナモが少なくなった。

  ポイント① ムジナモ