2025年9月15日月曜日

9月15日 ムジナモ大繁殖 ムジナモ畑の再現

 9月15日(月)敬老の日 13:29~ 曇り→晴れ 14:08 気温33.6℃ 湿度58%
                       14:33 気温34.7℃ 湿度57%


ポイント⑦ ムジナモ大群生

同アップ

久しぶりのムジナモ生育地観察。かなりの部分が干上がって陸地化しているのではと言う不安があった。最近の雨模様の多さもあって、陸地化が進むも思ったより水位があった。

一番の驚きは、ポイント⑦を中心にまさにムジナモ畑の再来である。20年以上ぶりか。岸寄りから、中央、向こう岸近くまでムジナモがぎっしり。感激である。これなら、今年はムジナモがいっぱい開花し間近に観察できたのではないか。惜しいことをした。
サンショウモは見られなかった。

来年が楽しみになった。

ポイント①
水位はある。しかし南の方はかなり陸化している。排水溝近くにムジナモが集まっていて多い。水田が放置されているが、稲作がされ、渇水で水を濠の水を利用したらムジナモが排水溝に流出する事もありうるなと思った。(かつてポイント③からタヌキモが流出したことがあった。それらは当たり前のことであって、悪いこととは考えていない。)


ポイント③やはり孤立化している。上はほぼウキクサが覆っているがムジナモは多い。タヌキモは見られず。


ウキクサと共にムジナモが隠れている


アップ ムジナモがわかる

ポイント④
岸よりは干上がっている。少し内側にて、ムジナモ、タヌキモを確認。


ポイント④の東
オオバナイトタヌキモの花

ポイント⑤
かなり中央よりまで水はなし。ムジナモタヌキモ確認できず。


ポイント⑤東

ポイント⑥
植物が覆っていないスペースが広い。岸からやや離れているが、何株かのムジナモが集まっているのが見える。これらは例年通り。


ムジナモがある

ポイント⑥⑦の中間あたり
まずまずのムジナモが健在。


わかりにくいがムジナモがある

ポイント⑦周辺~ポイント⑦⑧の間
岸際からゴロの大繁殖をほぼ向こう岸まで、広い範囲にムジナモがぎっしり繁殖。2004年を思い出す。まるでムジナモ畑。何万株とあるのではないか。オオバナイト混在しているが混在しているが、うっとうしいほどではない。タヌキモ、サンショウモは確認できなかった。開花期に来ておれば、いっぱい花を近くで観察できたのではなかろうか。惜しいことをした。


ポイント⑦ ムジナモがいっぱい(再掲)


同アップ(再掲)

ポイント⑧
これまでと同じ様子。ムジナモ、タヌキもはなし。クワイあり。














2025年9月9日火曜日

9月9日 ついにタヌキモの花に再会

 9月9日(火) 晴れ 厳しい残暑が続いている

タヌキモの花

今日は感激だった。畑に掘った灌漑用の小さな池のタヌキモの花が咲いていたのである。花は小さく、オオバナイトタヌキモの花と同じような大きさに見えた。しかしまぎれもなくタヌキモの花であった。

自宅の浴槽水槽で増えすぎるタヌキモを、今年の春ごろにいくらか移したものである。その池でもタヌキモが増えすぎるので時々取り除いていた。

ムジナモ生育地でタヌキモの花を見なくなって、何年になるだろう。見たい見たいと言いながら10年ぐらいたつかもしれない。幻の花と言われているムジナモの花は毎年いっぱい咲いているのに、タヌキモの花はずっと見ることができずにいた。それが、まさか畑の池でかなうとは夢にも思っていなかったことである。

藻類が表面を覆っていてタヌキモかどうかわかりにくいので、少し引き上げた
タヌキモということがわかる
上の白い線状のものはヘチマの根

ムジナモが開花するための条件も知りたいが、タヌキモが開花すための条件とはどんなことだろう。このことも知りたいことである。今年の夏は、ムジナモ生育地に行けてないが、ひょっとしてタヌキモも咲いているかもしれないなと思った。