2013年3月31日日曜日

3月31日(日)春爛漫 ムジナモ・タヌキモも順調

3月31日(日)15時05分~ 
曇り途中から弱い日差しが出た時もあった 気温は平年並み 微風

 3月も最終日となった。どちらを見ても花、花、花のまさに春爛漫。いい季節となった。ムジナモ生育地へは約1か月ぶりの訪問。生育地の周辺も花盛り。サクラ、アセビ、スミレ、タンポポ、カラスノエンドウ、ハコベ、ヒメオドリコソウ、ナズナ、オオイヌノフグリ、ムラサキサギゴケなど樹木も野草も一気に花をつけた。
 水位はポイント①の排水溝で13.0㎝あり十分。とはいえ、岸際に干上がりそうなムジナモもあった。気のついたものは水の中に投げ入れた。スイレンが褐色の葉を水面に出している。コウホネも葉を広げてきたがまだ水中で水面には出ていなかった。カキツバタがきれいな葉を伸ばしている。水面から3、40㎝ぐらいだろうか。1か月もすれば開花である。
 
 
 
 ムジナモもタヌキモも順調に成長している。分布の様子は前回の観察時と大きな変化はない。タヌキモはさすがに成長が速い。ポイント①では20~30㎝ほどのものが結構あった。ムジナモも葉を展開し体長4㎝ほどのものも多い。捕虫葉もできてきつつある。この調子で今後も成長をして欲しい。

 
生育地西の畑のサクラ
 
水辺Mのほとりのサクラ
 
ポイント⑦と⑧の間 アセビ

 
ポイント③の堤 スミレ

ポイント③ スイレンが葉を出している
タヌキモは手前側に
 
ポイント③ 大きくなったタヌキモたち
PLフィルターがほしい
 
 ポイント③ タヌキモ
 
ポイント③のタヌキモ 体長20㎝ほどか

上のタヌキモを手持ちでマクロ撮影 
虫かゴミかわからないが捕虫のうが黒くなっている 
  

ポイント⑤中 ムジナモ
立派な捕虫葉ができている

ポイント⑥ カキツバタとムジナモ

樋の東 干上がったムジナモ
撮影のあと水の中に移す
 
ポイント⑦の東 タヌキモ

ポイント⑦と⑧の間 干上がったムジナモ
撮影後水の中に移す

 ポイント⑦と⑧の間 タヌキモ

 ポイント⑦と⑧の間 コウホネの新しい葉
まだ水面には出ていない
 
ポイント⑧ カキツバタの株間のムジナモたち
このポイントは今後が楽しみ

 
 以下は、生育地西の畔などに咲く野草の花やツクシなど

ハコベ

ヒメオドリコソウ

ツクシ

在来種タンポポ 光が弱いのか開きが少ない
 
ナズナ 花の開きが悪い

ムラサキサギゴケ

 オオイヌノフグリ
 

カラスノエンドウ
 
 西洋タンポポポと違い在来種のタンポポは春だけの花だが、まだまだ咲きつづけるだろう。カラスノエンドウもつるを伸ばしながらきれいな花を咲かし続ける。スズメノエンドウはまだ花はなかった。他の野草や樹木も花を競い合っている。本当にいい季節だなあと思う。
 これらの花に負けず、ムジナモもタヌキモもいっぱい花をつけてほしいものだ。 

2013年3月19日火曜日

3月19日(火)初夏の陽気に

 3月19日(火)昨日の雨が上がり、今日はとてもいい天気。気温もぐんぐん上昇し、昼過ぎには20℃を越えた模様。まさに初夏の陽気である。ただし、明日以降は春に戻るようだ。
 わが家のウメも満開を越えた。昨年の秋に剪定をしたが、切り詰めすぎたか、花数が少なくちょっぴり寂しい。帰化植物の雑草のヒメオドリコソウが庭に咲いていた。自然の妙というか、よくもこんなにも器用に踊り子の姿になったと感心する。オドリコソウ、ホトケノザの花とどれがより踊り子に似ているのだろう。

自宅のウメ
 
ヒメオドリコソウ

 午前に、陽気に誘われ庭に出た。ムジナモやタヌキモの写真を撮りたくなった。浴槽やバケツには、元気なムジナモやタヌキモが順調に育っている。光合成も盛んで小さい気泡がぽつぽつと出ている。ムジナモは体長1.5㎝程度。捕虫葉はまだできていない。タヌキモは大きいもので4.5㎝ほど。しかし、すでに捕虫のうができている。やはり成長はタヌキモの方が早いことがよくわかる。バケツには、藻の生えた浦島太郎の昔話に出てくるカメのようなタニシが健在。ただ、浴槽もバケツも枯れ葉などが堆積し水深が浅くなっている。メダカにとっては浅いし、枯れ葉や藻類で窮屈だろう。近いうちに枯れ葉などを取り除いてすっきりさせてやろう。
 
 特にバケツはあまりにも古びているので、ムジナモがあと少し大きくなったら新しい容器に変えたい。ただ、昨年トンボが生んでいた卵はどうなったのか?それが気になるところ。

浴槽のムジナモ 順調に育っている

浴槽のタヌキモ  すでに捕虫のうができている

浴槽のムジナモたち

こちらは直径27㎝バケツのムジナモ

バケツのムジナモ

バケツのタニシ  餌は足りているのか・・・

バケツのほぼ全体 いかにも古ぼけている