曇り途中から弱い日差しが出た時もあった 気温は平年並み 微風
3月も最終日となった。どちらを見ても花、花、花のまさに春爛漫。いい季節となった。ムジナモ生育地へは約1か月ぶりの訪問。生育地の周辺も花盛り。サクラ、アセビ、スミレ、タンポポ、カラスノエンドウ、ハコベ、ヒメオドリコソウ、ナズナ、オオイヌノフグリ、ムラサキサギゴケなど樹木も野草も一気に花をつけた。
水位はポイント①の排水溝で13.0㎝あり十分。とはいえ、岸際に干上がりそうなムジナモもあった。気のついたものは水の中に投げ入れた。スイレンが褐色の葉を水面に出している。コウホネも葉を広げてきたがまだ水中で水面には出ていなかった。カキツバタがきれいな葉を伸ばしている。水面から3、40㎝ぐらいだろうか。1か月もすれば開花である。
ムジナモもタヌキモも順調に成長している。分布の様子は前回の観察時と大きな変化はない。タヌキモはさすがに成長が速い。ポイント①では20~30㎝ほどのものが結構あった。ムジナモも葉を展開し体長4㎝ほどのものも多い。捕虫葉もできてきつつある。この調子で今後も成長をして欲しい。
生育地西の畑のサクラ
水辺Mのほとりのサクラ
ポイント⑦と⑧の間 アセビ
ポイント③の堤 スミレ
ポイント③ スイレンが葉を出している
タヌキモは手前側に
ポイント③ 大きくなったタヌキモたち
PLフィルターがほしい
ポイント③ タヌキモ
ポイント③のタヌキモ 体長20㎝ほどか
上のタヌキモを手持ちでマクロ撮影
虫かゴミかわからないが捕虫のうが黒くなっている
ポイント⑤中 ムジナモ
立派な捕虫葉ができている
ポイント⑥ カキツバタとムジナモ
樋の東 干上がったムジナモ
撮影のあと水の中に移す
ポイント⑦の東 タヌキモ
ポイント⑦と⑧の間 干上がったムジナモ
撮影後水の中に移す
ポイント⑦と⑧の間 タヌキモ
ポイント⑦と⑧の間 コウホネの新しい葉
まだ水面には出ていない
ポイント⑧ カキツバタの株間のムジナモたち
このポイントは今後が楽しみ
ハコベ
ヒメオドリコソウ
ツクシ
在来種タンポポ 光が弱いのか開きが少ない
ナズナ 花の開きが悪い
ムラサキサギゴケ
オオイヌノフグリ
カラスノエンドウ
西洋タンポポポと違い在来種のタンポポは春だけの花だが、まだまだ咲きつづけるだろう。カラスノエンドウもつるを伸ばしながらきれいな花を咲かし続ける。スズメノエンドウはまだ花はなかった。他の野草や樹木も花を競い合っている。本当にいい季節だなあと思う。
これらの花に負けず、ムジナモもタヌキモもいっぱい花をつけてほしいものだ。