二日目の今日は、八方尾根・八方池のトレッキング・散策。
朝はガスがあり、肌寒くて心配だったが、だんだん天気はよくなった。
標高770mの八方駅から3つのリフトを乗り継ぐ。リフトから見る高山植物もなかなかのもの。花を精一杯つけた高山植物の花々に目を見張る。 (高山植物の画像は後掲)
八方尾根自然研究路にはいくか湿地があった。食虫植物が生育しているのではないか、近くから観察したいなと思いつつ進む。
標高1830mの八方池山荘からはトレッキング。ガスも出て、肌寒い中、標高2035mの第3ケルンをめざす。
登るにつれ、雪渓が目に入るようになった。表面が風紋のような模様にになっていて面白い。ガスはだんだん薄れ、汗だくだくである。
いくつかのケルンを経て八方池へ。
八方池をめぐったあと、高山植物を観賞しながら下山をする。
すると、なんとムシトリスミレがあるではないか。しかも花をつけている。
まさに驚きである。
八方尾根のムシトリスミレは、その道の人にはよく知られているのかもしれないが、入ったし、野生のムシトリスミレを見るのは初めてで、感激した。
説明のプレートが設置されていた。
さらに下ると、今度はモウセンゴケだ。
蕾をいくつも付け、今にも開花するようだった。
高山植物と共にあるから、人が手に触れることがないので、全く痛んでない。
葉の粘液もよく分泌されている。
そのいくつかを紹介する。
八方尾根の素晴らしさを満喫しながら、昼前には標高1400mの兎平駅に降りる。いくつかのパラグライダーが。上昇気流をうまくとらえ、気持良さそうに高く飛んでいる。
ウサギ平で昼食を摂った後、八方尾根の夏を満喫してトレッキングを終えた。
大満足の半日だった。