2014年7月25日金曜日

7月25日 八方尾根にムシトリスミレ・モウセンゴケが

シニア大学OB・OGグループの一泊二日の納涼旅行にゲストとして参加させてもらった。
二日目の今日は、八方尾根・八方池のトレッキング・散策。
朝はガスがあり、肌寒くて心配だったが、だんだん天気はよくなった。

標高770mの八方駅から3つのリフトを乗り継ぐ。リフトから見る高山植物もなかなかのもの。花を精一杯つけた高山植物の花々に目を見張る。 (高山植物の画像は後掲)

八方尾根自然研究路にはいくか湿地があった。食虫植物が生育しているのではないか、近くから観察したいなと思いつつ進む。

 
 
標高1830mの八方池山荘からはトレッキング。ガスも出て、肌寒い中、標高2035mの第3ケルンをめざす。
登るにつれ、雪渓が目に入るようになった。表面が風紋のような模様にになっていて面白い。ガスはだんだん薄れ、汗だくだくである。

 

 


いくつかのケルンを経て八方池へ。

 
 
  
 


八方池をめぐったあと、高山植物を観賞しながら下山をする。
すると、なんとムシトリスミレがあるではないか。しかも花をつけている。
まさに驚きである。
八方尾根のムシトリスミレは、その道の人にはよく知られているのかもしれないが、入ったし、野生のムシトリスミレを見るのは初めてで、感激した。
説明のプレートが設置されていた。





さらに下ると、今度はモウセンゴケだ。
蕾をいくつも付け、今にも開花するようだった。
高山植物と共にあるから、人が手に触れることがないので、全く痛んでない。
葉の粘液もよく分泌されている。


 

色鮮やかな美しくかれんな花を一気に咲かしていた高山植物。
そのいくつかを紹介する。
 







 

八方尾根の素晴らしさを満喫しながら、昼前には標高1400mの兎平駅に降りる。いくつかのパラグライダーが。上昇気流をうまくとらえ、気持良さそうに高く飛んでいる。

 
ウサギ平で昼食を摂った後、八方尾根の夏を満喫してトレッキングを終えた。
大満足の半日だった。

2014年7月16日水曜日

7月16日 今日も咲いてたムジナモ

7月16日(水)13時~ 晴れ 日差し強く暑い日 西の風

 盛夏を思わせる日和で、きっと今日もムジナモは咲いていると確信をしていた。昼に時間が取れたので、ポイント⑥と⑦の間の2つのポイントを中心に観察にいく。

 期待にたがわず、咲いている。咲いている。

 今夏一番のポイント思われる樋の東では、なんと5輪ほど咲いている。蕾も確認できた。

連日花をつけたようだ

上の写真のアップ

こちらもきれいに開花

上の写真のアップ  解像度が低く残念 ブレかな?

ムジナモの群れ

オオバナイトタヌキモも咲いていた
 
 中州の東でも咲いていた。
 
なぜか水没しそうな1輪

上の写真のアップ
 
 全体的に写真の解像度が低いのが残念だった。しかし、多分連日花を見せてくれるのではないかと思う。
 
 帰りがけに、ポイント⑤を覗いた。残念ながら班は確認できなかったが、ムジナモは元気。2006年のような連日の開花を夢みている。
 
ポイント⑤西

ポイント⑤中
 
 

2014年7月13日日曜日

7月13日 わが家でもムジナモ開花していた・・・

午前中は、雨模様。今は晴れてきた。

 昨日のムジナモの開花から、ひょっとして栽培品も咲くかもしれないと小雨降る中、確認をした。浴槽で栽培している方は、殆どほったらかしにしていて個体数(株数)も少ない。しかし、なんと、咲いた後で、頭を垂れているではないか。きっと昨日あたりに咲いたのだろう。昨日見ておればと残念な気になった。古いバケツの方は狭い中で株数は多い。こちらは蕾もない。

 実は、浴槽もバケツも今年は水を少なめにしてきた。生育条件が悪ければ、花芽の分化が促進され花をつける可能性が高いかもしれないという素人考えである。たまたま花芽ができたのかもしれない。株数が少ないのは水を少なめにしていたせいだろう。今は開花シーズン初めなので、今後を期待する。
カキツバタの陰で見えにくいので今まであまり観察していなかったが、
なんと咲いたあとのあとうなだれているが・・・
昨日ぐらいに咲いたのだろう

 別の方向から撮影

古いバケツでの栽培品 今のところ蕾もない
こちらも水を少なめにしていたが、株数は多い 

同アップ

部屋に持ち込んで、裏返しにして近接撮影
しっかり閉じられていないので、これから咲くように見える

上の写真を拡大したもの

同アップ
 
 別の角度から近接撮影
花茎の曲がりを無視すれば、今にも開きそうに見える
 
再び水に戻す 小さめの容器に入れてしばらく観察するつもり

2014年7月12日土曜日

7月22日 ムジナモ早くも開花

7月12日(土)13時10分~ 晴れ 暑い日 西の風

早くも開花したムジナモ

 またしても久しぶりの観察となった。そろそろむじなもも開花するのではという期待ももって、生育地へ。
 昨日、一昨日の台風8号の風雨の影響はほとんどなかった。天気も良く夏らしい高温多湿の一日だった。
 ムジナモ生育地西の水田は青々と元気に育っていた。生育地の水位は、ポイント①で+1.5㎝で最近の降水量の割には低いと感じた。水田にひかれたためかもしれない。スイレンが非常に元気。スイレンに覆われていない範囲はますますせばめられているように見える。スイレンの花は少ない。コウホネの花が咲き、大小のトンボが飛び交う。岸ではノアザミの紫の花が目に付いた。水辺Mは水色青々として、淡水赤潮は全く見られなかった。撹拌されて水中に拡散しているのかもしれないが・・・。

 ポイント③では、スイレンに囲まれた狭い範囲にぎっしりとタヌキモが。5年以上タヌキモの花を見ていないので、今年は見たいと思うのだが、咲きそうにはなかった。一昨年タヌキモが見事に群生していたポイント③のすぐ北、去年同様で2株確認したのみ。

ポイント③ タヌキモ
 
ポイント③
 
 
ポイント⑤、春ごろ草が刈られたため、観察しやすかった。ムジナモ・タヌキモとも生育しているが、成長がやや悪いようだ。開花するような感じはしなかった。

ポイント⑤西の西 タヌキモの中にムジナモも

ポイント⑤西
 
ポイント⑤中
 
ポイント⑤中
 
ポイント⑥。ここはムジナモが咲ているかもしれないという期待をもって水面に目をやる。おおっ、咲いている、咲いている。やや遠いが2輪咲いている。今年も見事咲いてくれた。個体数が少ないので、一昨年のように咲き乱れるとはいかないまでも、今後とも期待できそう。まずはよかったよかった。

ポイント⑥
 

ポイント⑥
 
 
引き続き、樋からポイント⑥と⑦の中間あたりへ。中州の東側に、個体数が少ないのにかかわらず、昨日咲いたであろう株が、2株隣り合ってあった。岸近くで手にとって観察できたので、昨日観察できたらよかったのにと残念に思った。

ポイント⑥と⑦の間 中州の東 閉花ごうなだれる2輪
 
ポイント⑥と⑦の間 中州の東 上の写真の2株をノートの上に
 
 
ポイント⑦は、かつてのムジナモ繁茂は影もない。さがせば何とかムジナモを確認できるという状態。ジュンサイも数年見ていない。サンショウモもイチョウウキゴケもない。

ポイント⑦の西 チョウトンボ
 
ポイント⑦と⑧の間 スイレンの花
 
ポイント⑦と⑧の間の南の堤 ノアザミとベニシジミ


 ポイント⑧も、今のところムジナモはほとんどダメ。秋に向けて装飾することを期待する。

 
 観察しながら、ポイント③へ引き返す。中州の西橋・樋の東の、先ほど見落としていたポイント。大きく育ったムジナモ、そして、あちらにもこちらにもムジナモの花が・・・。いっぱい咲いていてすごかった。
 ズームレンズが壊れてしてしまったということもあった。帰宅して、パソコンで写真を開いてみるとムジナモ開花のいい写真が撮れてなくてがっかり・・・。
 

 ポイント⑥と⑦の間 中州の西端

ポイント⑥と⑦の間 中州の西端 

 ポイント⑥と⑦の間 中州の西端

 ポイント⑥と⑦の間 中州の西端

 ポイント⑥と⑦の間 中州の西端

 ポイント⑥と⑦の間 中州の西端
 
 ポイント⑥と⑦の間 中州の西端
 
ポイント⑥と⑦の間 中州の西端 上手く開かなかったのか、もう閉じたのか
 
 
あす以降もいっぱい咲くであろうから、次回の観察時を期待しよう。