2014年7月12日土曜日

7月22日 ムジナモ早くも開花

7月12日(土)13時10分~ 晴れ 暑い日 西の風

早くも開花したムジナモ

 またしても久しぶりの観察となった。そろそろむじなもも開花するのではという期待ももって、生育地へ。
 昨日、一昨日の台風8号の風雨の影響はほとんどなかった。天気も良く夏らしい高温多湿の一日だった。
 ムジナモ生育地西の水田は青々と元気に育っていた。生育地の水位は、ポイント①で+1.5㎝で最近の降水量の割には低いと感じた。水田にひかれたためかもしれない。スイレンが非常に元気。スイレンに覆われていない範囲はますますせばめられているように見える。スイレンの花は少ない。コウホネの花が咲き、大小のトンボが飛び交う。岸ではノアザミの紫の花が目に付いた。水辺Mは水色青々として、淡水赤潮は全く見られなかった。撹拌されて水中に拡散しているのかもしれないが・・・。

 ポイント③では、スイレンに囲まれた狭い範囲にぎっしりとタヌキモが。5年以上タヌキモの花を見ていないので、今年は見たいと思うのだが、咲きそうにはなかった。一昨年タヌキモが見事に群生していたポイント③のすぐ北、去年同様で2株確認したのみ。

ポイント③ タヌキモ
 
ポイント③
 
 
ポイント⑤、春ごろ草が刈られたため、観察しやすかった。ムジナモ・タヌキモとも生育しているが、成長がやや悪いようだ。開花するような感じはしなかった。

ポイント⑤西の西 タヌキモの中にムジナモも

ポイント⑤西
 
ポイント⑤中
 
ポイント⑤中
 
ポイント⑥。ここはムジナモが咲ているかもしれないという期待をもって水面に目をやる。おおっ、咲いている、咲いている。やや遠いが2輪咲いている。今年も見事咲いてくれた。個体数が少ないので、一昨年のように咲き乱れるとはいかないまでも、今後とも期待できそう。まずはよかったよかった。

ポイント⑥
 

ポイント⑥
 
 
引き続き、樋からポイント⑥と⑦の中間あたりへ。中州の東側に、個体数が少ないのにかかわらず、昨日咲いたであろう株が、2株隣り合ってあった。岸近くで手にとって観察できたので、昨日観察できたらよかったのにと残念に思った。

ポイント⑥と⑦の間 中州の東 閉花ごうなだれる2輪
 
ポイント⑥と⑦の間 中州の東 上の写真の2株をノートの上に
 
 
ポイント⑦は、かつてのムジナモ繁茂は影もない。さがせば何とかムジナモを確認できるという状態。ジュンサイも数年見ていない。サンショウモもイチョウウキゴケもない。

ポイント⑦の西 チョウトンボ
 
ポイント⑦と⑧の間 スイレンの花
 
ポイント⑦と⑧の間の南の堤 ノアザミとベニシジミ


 ポイント⑧も、今のところムジナモはほとんどダメ。秋に向けて装飾することを期待する。

 
 観察しながら、ポイント③へ引き返す。中州の西橋・樋の東の、先ほど見落としていたポイント。大きく育ったムジナモ、そして、あちらにもこちらにもムジナモの花が・・・。いっぱい咲いていてすごかった。
 ズームレンズが壊れてしてしまったということもあった。帰宅して、パソコンで写真を開いてみるとムジナモ開花のいい写真が撮れてなくてがっかり・・・。
 

 ポイント⑥と⑦の間 中州の西端

ポイント⑥と⑦の間 中州の西端 

 ポイント⑥と⑦の間 中州の西端

 ポイント⑥と⑦の間 中州の西端

 ポイント⑥と⑦の間 中州の西端

 ポイント⑥と⑦の間 中州の西端
 
 ポイント⑥と⑦の間 中州の西端
 
ポイント⑥と⑦の間 中州の西端 上手く開かなかったのか、もう閉じたのか
 
 
あす以降もいっぱい咲くであろうから、次回の観察時を期待しよう。