3月28日(土)10時15分~ 快晴南寄りの微風
今年も順調に生育するムジナモ、タヌキモ ポイント⑤
快晴の春らしい陽気。
在来種のタンポポ 生育地西
桜の開花情報も届いているが、ムジナモ生育地南のサクラはヤマザクラなのでまだ蕾で。開花までには少し時間がいるようだ。生育地西の水田は、稲作の準備が始まりつつある。野草は、タンポポ、スミレ、オオイヌノフグリ、ヒメオドリコソウなどの花盛り。カラスノエンドウも咲きだしている。ウグイスが「ホーホケキョ」と結構上手に鳴いていた。
生育地は、水量は十分。水が済み、スイレンが赤みがかったの葉を広げている。カキツバタも順調に葉を伸ばし、1ヶ月後には美しい清楚な花一杯になるだろう。ムジナモもタヌキモも越冬芽が葉をどんどん展開しているだろうと期待が膨らむ。
ポイント③。ムジナモは期待してないが、タヌキモは何株か見られるだろうと思っていたが、何と1株も確認できなかった。少し不安を感じたが、多分そのうちに確認できるようになるだろう。ポイント②の堤には、クロマツの1年生の苗木が数本。一昨年生えていた苗木は、積まれた伐採・剪定された幹や枝の下敷きになったが今度は大聞く育ってほしい。
ポイント③ タヌキモすら確認できなかった
ポイント①、ムジナモもタヌキモもない。排水路には、稲作用の水をためるために、土嚢lが置かれていた。ただし、数年前に気がついたが、その東の堤の下からどんどん流れ出ている。水位は、+13.0㎝。
ポイント① 右上の排水路は土嚢で堰き止められている
小鳥の巣が落ちていた ポイント③の南の堤
ポイント⑤は期待のポイント。いっぱいのムジナモ・タヌキモが葉を展開している。ムジナモの方が多い。タヌキモはすでに捕虫のうができている。岸際では、干上がりかけている株もあった。ノートに載せてみるとタヌキモは11cmほどに成長していた。岸際の草が刈り取られているので観察しやすい。西風の関係でポイント⑤より西にはムジナモは繁殖しにくいのかなとも思う。(かつては一番西のポイント③でムジナモもタヌキモもいっぱいだった。タヌキモは昨年まで生育していた。)
【ポイント⑤のムジナモ・タヌキモ 】
ムジナモ
タヌキモ
ノートに載せてみる タヌキモ11㎝あった
ムジナモタヌキモ
タヌキモ
干上がりそうなムジナモ
ムジナモ タヌキモ
ムジナモ タヌキモ
タヌキモ
ムジナモがいっぱい
そろそろコイ(鯉、恋?)の季節なのか。コイが岸近くにいて急に沖に逃げ出して驚いた。
堤を挟んでポイント⑥へ。ムジナモを何株か確認できたが、タヌキモは初め見つからなかった。生育地全体を観察した後、帰りにもう一度探したらやっと1株確認できた。西風のために東に流れてしまってすくないのだろうと思う。例年通り、夏場までには個体数も増えるだろう。ここにもコイが岸近くにいた。こちらは私に驚くそぶりはなかった。
数少ないムジナモ ポイント⑥
50㎝ほどのコイ 私に驚かなかった ポイント⑥
更に、樋、浮島のあったあたりからポイント⑦、さらにポイント⑧へ。
樋、浮島のあったあたりとポイント⑦の西、ポイント⑦と⑧の間は、そこそこのムジナモの個体数。タヌキモは少ない。かつての最大の個体数を誇ったポイント⑦は探してやっと確認できる程度。ポイント⑧ではムジナモタヌキモとも確認できなかった。
ムジナモ ポイント⑦の西
イトトンボ ポイント⑦の西
ムジナモ ポイント⑦
ポイント⑦
ムジナモ ポイント⑧の西の西
ムジナモ ポイント⑧の西
ポイント⑧ ムジナモもタヌキモも確認できず
ムジナモ・タヌキモの観察後、草花の花などを楽しんだ。
カエデの幼木 ポイント⑤の堤
カラスノエンドウ ポイント⑤の堤
アセビの花 ポイント③の南東の堤
変わった甲羅のカメ 水辺M
モンシロチョウ 水辺Mの西の水田
今年もムジナモの花が連日見られるだろう。タヌキモの花も今年こそは見たいものだ。