7月12日 晴れ~曇り 気温高 南寄りの弱い風
今日は太陽が顔を出したが、このところ雨模様の日が多く、日照不足で野菜の出来も悪いと聞く。ムジナモも花はまだまだだろうなと思いつつ、ひょっとしてもう咲いているかもという期待も少しは抱きながら観察に出かけた。
水位は十分。スイレン・ヒツジグサが生育地をびっしりとうずめている。昨年あったスイレンの切れ目も狭められなくなりつつある。スイレンは花をつけているが、花弁がきれいに伸びてない花が目に付き少し痛々しい。
ポイント③ スイレンでかなり狭められた範囲に、タヌキモがぎっしり。
空を映して光っている部分にタヌキモがぎっしり
一部を手に取る
ポイント④を経てポイント⑤へ。
ポイント⑤の西の西 ムジナモ
ポイント⑤中
ポイント⑤中
ポイント⑤中
隣のポイント⑥。スイレンの隙間にはオオバナイトタヌキモが優勢。ムジナモは目につかない。オオバナイトタヌキモが一分花をつけていた。カキツバタの株下でムジナモを確認。
オオバナイトタヌキモ
ムジナモ 光が十分当たらないので元気がない
さらに東に移動 樋のあたり、中州のあたりもムジナモはあまり繁殖してないようだ。
樋の南 ノアザミ
更に進んで、ポイント⑦の西へ。スイレン・ヒツジグサが勢力を増し、隙間が狭められている。このあたり、ムジナモが観察しやすいので開花をして欲しいものだ。
ポイント⑦の西の西 スイレン(ヒツジグサ)
ポイント⑦の西の西 ムジナモ 大きい
ポイント⑦の西の西 ヒツジグサ
ポイント⑦の西の西 アカトンボ
ポイント⑦の西の西 コウホネ
ポイント⑦の西 岸際 ムジナモ
ポイント⑦
ポイント⑦東の隙間
ポイント⑦ ムジナモ
ポイント⑦と⑧の間 ノアザミ
ポイントと⑧へ。この時期にはムジナモもタヌキモも見られない。秋頃には風に運ばれてくるかな。
ポイント⑧ ムジナモ・タヌキモとも確認できなかった
この後ポイント③に戻り、最後にポイント①へ行き、水位を見る。排水溝には土のうがおかれ水が流れ出るのを止められている。そのため 水位が測りにくいが、およそ15.5㎝ほど。すぐ北隣りの水路には北(上流側)からどんどん水が流れていた。
今年は十分なムジナモ観察ができていない。今日は開花の気配を感じなかったが、今日のような高気温が続けば、開花も近いかもしれない。しばらくは精力的に詰めて、ぜひともムジナモの花に会いたいものだ。