2018年6月18日月曜日

6月18日 ムジナモ、地震で放り出される

6月18日 曇り一時小雨

 朝、8時前に地震発生。3人の犠牲者の出る大地震であった。犠牲になられた方々に哀悼の意を表し、被災された方々にお見舞いを申し上げます。被災地の1日も早い復興復旧を祈っています。

 自宅においても大きな揺れだった。リビングにいたとき、床がしばらく大きく横に揺れ動き、今まで経験した中では最大級の揺れである。揺れ始めてこれはただならないと危険を感じ、すぐに机の下にもぐり込んだ。しばらくして揺れが収まった。ムジナモを栽培している庭の浴槽水槽を見ると、地震の揺れは収まっているのに、浴槽水面が大きく波打っていた。ムジナモは水槽の縁側にある事が多いので、ひょっとして下に放り投げ出されているのではと心配に思った。
 庭に出てみると、陶器水槽などから水が下のこぼれ落ちているが、陶器水槽などのムジナモは外には出ていないようだ。陶器水槽のムジナモはちゃんと17株と分枝3芽あった。しかし、浴槽水槽を見るとムジナモが一つもない。ムジナモは6株あったはず。下を見てもムジナモは分からないので、浴槽をくまなく見たがやはりない。懐中電灯も使いながら再度草の間を必死に探す。草むらを見たり浴槽を見たり数回繰り返しながら結構な時間探すと、やっと見つけることがで来た。5株とも近くにあった。残り1株を見つけるのに更に少し時間を要したが、6株全部回収できた。見つかってからは何だ直ぐ分かるとこにあるじゃないかというわけだが、あせっているときは見えているものも見えないんだなと思った。ともかくよかった、よかった。

 地震後の水槽
 
 下の方には水がこぼれているのが分かる。ムジナモはこぼれていない。
 
 浴槽水槽からほ売り出されたムジナモたち 全株回収できた
 
 浴槽水槽に無事戻ったムジナモたち (下の写真、陶器水槽のムジナモに比すと弱々しく株数も少ない。何が悪いのか?)
 
 大丈夫だった陶器水槽の元気いっぱいのムジナモ(17株+分枝3芽)
 
 
 浴槽水槽のタヌキモが底に沈んで、枯れてしまうのかなと心配していたが、最近南東側で元気を取り戻していた。その写真もアップする。 
 

2018年6月2日土曜日

6月2日(土)栽培品活発に増殖 3株が24株に

6月2日(水) 快晴 風弱し 
 
白ポリバケツ  順調に育ったムジナモ・タヌキモ   掃除の後再投入したところ

 梅雨入りも間近な今日この頃だが、今日は快晴の良い日より恵まれた。
 栽培品のムジナモもほぼ順調に育っている。全体にやせ気味。分枝が少なくなったような気がしないでも無い。ステンレスボールに入れた越冬芽は葉を展開していたのだが、残念ながらいつのまにか消滅しているのに最近気がついた。他の容器はおおむね良好。初め小さかった株は今だに小さな株が多い。

 最も元気なのが、白ポリバケツ。狭いながらも非常に繁殖力旺盛。この白ポリバケツは過去何年もオオバナイトタヌキモの発生に悩まされていたが、今年も発生。4月末には絶やすことができたかなと一安心していたが、それ以降4回も出現。今日も2本出てきていたので除去した。ムジナモの分枝は非常に活発。アオミドロが多くなってきている。その除去も兼ねてムジナモ・タヌキモを取り出し、水をかい出しアオミドロなどを除去。ムジナモをボールに移し、株数、先端部を数えてみた。なんと24株、新たに5つの先端部(芽)ができていた。


 白ポリバケツ  順調に育っムジナモ・タヌキモ   きれいにする前


 白ポリバケツにオオバナイトタヌキモ(左下)出現  
 もう駆除できたかと思っていたら、忘れた頃に出現し、その後は除去しても除去しても出てくる

白ポリバケツのムジナモ  ポリバケツからムジナモのみを一旦取り出す


 白ポリバケツに戻す(再掲)  アオミドロがとれてすっきりした

浴槽容器。水は前回の報告以後よく澄んできた。広い容器だが、分枝はあまり進んでいない。ひ弱に見える。4株と新たな先端部(芽)が1。秋までにどれほどの株数になっているだろうか。なお、コブナの1尾が水槽から飛び出して干からびていた。コブナが、メダカと一緒に水面を泳ぐ姿が見られるようになっている。タヌキモは底に沈んでいる。ひ弱そうに見えるムジナモことも合わせて、貧栄養価の水質に関係があるのか?


 浴槽水槽のムジナモ4株


 浴槽水槽のムジナモ2株

 今年新たに設けた陶器容器。上薬が塗ってないので水が浸みる。そこで内側を防水スプレーを何回もかけているが、水を入れてしばらくしたら、水に直接触れている部分がふやけて(?)白くなった。水漏れを心配したが、今のところ水漏れは無く大丈夫のようだ。株数は6。新たな先端部(芽)は無い。どの容器でもムジナモがひ弱そうでやせている感じがする。肥料は一切入れてなく、貧栄養価が影響しているかもしれない。試しにこの陶器容器だけでも肥料をやってみようかと思案中。

 陶器水槽のムジナモ 上はメダカ 斜めの園芸用支柱はカキツバタの傾きを矯正するため
 
 
白ポリバケツ、陶器容器、浴槽水槽のムジナモ株数・先端部(芽)の推移
 
 
 狭い白ポリバケツの凄さが分かる。 一方、広い浴槽水槽の環境がムジナモに合っていないのか・・・。かつての大繁殖(例えば2008年)の環境とどう違うのだろうか?