2018年6月2日土曜日

6月2日(土)栽培品活発に増殖 3株が24株に

6月2日(水) 快晴 風弱し 
 
白ポリバケツ  順調に育ったムジナモ・タヌキモ   掃除の後再投入したところ

 梅雨入りも間近な今日この頃だが、今日は快晴の良い日より恵まれた。
 栽培品のムジナモもほぼ順調に育っている。全体にやせ気味。分枝が少なくなったような気がしないでも無い。ステンレスボールに入れた越冬芽は葉を展開していたのだが、残念ながらいつのまにか消滅しているのに最近気がついた。他の容器はおおむね良好。初め小さかった株は今だに小さな株が多い。

 最も元気なのが、白ポリバケツ。狭いながらも非常に繁殖力旺盛。この白ポリバケツは過去何年もオオバナイトタヌキモの発生に悩まされていたが、今年も発生。4月末には絶やすことができたかなと一安心していたが、それ以降4回も出現。今日も2本出てきていたので除去した。ムジナモの分枝は非常に活発。アオミドロが多くなってきている。その除去も兼ねてムジナモ・タヌキモを取り出し、水をかい出しアオミドロなどを除去。ムジナモをボールに移し、株数、先端部を数えてみた。なんと24株、新たに5つの先端部(芽)ができていた。


 白ポリバケツ  順調に育っムジナモ・タヌキモ   きれいにする前


 白ポリバケツにオオバナイトタヌキモ(左下)出現  
 もう駆除できたかと思っていたら、忘れた頃に出現し、その後は除去しても除去しても出てくる

白ポリバケツのムジナモ  ポリバケツからムジナモのみを一旦取り出す


 白ポリバケツに戻す(再掲)  アオミドロがとれてすっきりした

浴槽容器。水は前回の報告以後よく澄んできた。広い容器だが、分枝はあまり進んでいない。ひ弱に見える。4株と新たな先端部(芽)が1。秋までにどれほどの株数になっているだろうか。なお、コブナの1尾が水槽から飛び出して干からびていた。コブナが、メダカと一緒に水面を泳ぐ姿が見られるようになっている。タヌキモは底に沈んでいる。ひ弱そうに見えるムジナモことも合わせて、貧栄養価の水質に関係があるのか?


 浴槽水槽のムジナモ4株


 浴槽水槽のムジナモ2株

 今年新たに設けた陶器容器。上薬が塗ってないので水が浸みる。そこで内側を防水スプレーを何回もかけているが、水を入れてしばらくしたら、水に直接触れている部分がふやけて(?)白くなった。水漏れを心配したが、今のところ水漏れは無く大丈夫のようだ。株数は6。新たな先端部(芽)は無い。どの容器でもムジナモがひ弱そうでやせている感じがする。肥料は一切入れてなく、貧栄養価が影響しているかもしれない。試しにこの陶器容器だけでも肥料をやってみようかと思案中。

 陶器水槽のムジナモ 上はメダカ 斜めの園芸用支柱はカキツバタの傾きを矯正するため
 
 
白ポリバケツ、陶器容器、浴槽水槽のムジナモ株数・先端部(芽)の推移
 
 
 狭い白ポリバケツの凄さが分かる。 一方、広い浴槽水槽の環境がムジナモに合っていないのか・・・。かつての大繁殖(例えば2008年)の環境とどう違うのだろうか?