猛暑続きの日本列島。暑さはムジナモの繁茂と開花を期待させてくれる。昨晩多少降水があったものの、日照り続きで水位の低下が心配。
今日も猛暑日
水田は水を抜かれていたが、生育地西の農業用水路にポイント③から取水された水の吹き出しがあった。案の定生育地の水位は低下。ムジナモは生き延びているが、岸際は干上がり、今後が心配。
スイレンはぎっしり。花は少なかった。水色は黒っぽい。オオバナイトタヌキモは花をつけている。これから勢力を増すだろう。コウホネは目につかず、花も見られなかった。期待しているタヌキモの花も見られない。
早速ポイント③へ。なんと水がなく底が表面に出ている。ムジナモもタヌキモも今にも干上がりそうで息絶え絶えだ。せっかく今年復活したムジナモ、今後が心配だ。
ムジナモもタヌキモも息絶え絶え。さらに水は取水口へ流れていた。
ポイント④から⑤へ。岸際のムジナモは干上がりそうだが、その沖側は、スイレンの葉の間で元気に繁殖。ポイント⑤では、開き切っていないものの花が見られた。
ポイント④ 干上がりそうなムジナモ・タヌキモ
ポイント④と⑤の間 ムジナモ・タヌキモ・オオバナイトタヌキモ
ポイント⑤の西 ムジナモ・タヌキモ
ポイント⑤のムジナモの花 まだ開ききれないのか?
さらに東に移り、ポイント⑥から樋のあたりへ。
ポイント⑥では、狭いスペースながら、いつの間にかムジナモがいっぱい。中央部分カキツバタの葉の右に花が。また、東の樋のあたりでも、ムジナモがいっぱい繁殖。期待の花に会えた。前日の開花したもの、今日咲いているもの、明日咲くであろう蕾などが見られ、連日の開花のようだ。
ポイント⑥ 今年はムジナモがいっぱい。遠目ながら花も咲いている。
樋のあたり 元気なムジナモが。
右上が樋。よく繁茂しているムジナモ。
樋の近く チョウトンボとバックのムジナモ繁茂
樋の近く 感動のムジナモの花 開ききっていないのが残念。おしべめしべがほとんど見えない。
午前中曇天だっただろうか。左上は昨日の開花か。13時12分頃
上の写真をトリミングしたもの(再掲)
ポイント⑥と⑦の間 オオバナイトタヌキモの花
さらに進み、ポイント⑦へ。
近年、ポイント⑦では、かつての大繁茂を想像できない衰退であったが、今年は、驚きの復活。ポイント⑦の西も大繁茂。ポイント⑦にも多数のムジナモが。
ポイント⑦の西 スペースを埋め尽くすいっぱいのムジナモ。
ポイント⑦東 蕾か?
ポイント⑦と⑧の間 花と咲いた後
ポイント⑦と⑧の間 ムジナモ大繁茂とスイレンの花