2021年5月25日火曜日

5月25日 ポイント①タヌキモ復活 ポイント③ムジナモ、タヌキモ確認

 5月25日(火)晴れ 気温上昇 西の風 13:59~

 梅雨に入った。昨晩雨だったが今朝には回復。

 ムジナモ生育地を観察。水位は高い。水色黒っぽい。カキツバタはまだ少し花をつけていた。スイレンが葉を茂らせ、花も結構咲き出している。

今日の一番は、最後に訪れたポイント①。何と10数年ぶりにタヌキモが復活である。今日の観察の大収穫と言える。何株が一緒に流れ着いた感じ。しっかり繁殖して定着して欲しい。

ポイント① 中央に何株かのタヌキモ

上の写真の一部をアップ 大きく成長したタヌキモ

 最初にポイント③へ。かなり鬱蒼としてきている、ポイント③だけが抽水植物で隔てられつつある。全域が有機物などの堆積で浅くなっているのも原因だろう。前回は確認できなかったが、ムジナモ、タヌキモとも確認できた。ムジナモは昨年は確認できなかったからやれやれである。 

ポイント① 他の部分から孤立しかけている

ポイント③ ムジナモ 節間が長く徒長気味に見える 

 ポイント③のすぐ東にアワふきムシの幼虫の巣が幾つかあった。幼虫が排泄物を保護のため泡立てた泡状の巣とのこと。アワ確認できた。確認できた。

ポイント③すぐ東 アワフキムシの泡状の巣

巣の中にいた幼虫

 カキツバタの正規は過ぎているがまだまだ咲いている。下のカキツバタはポイント③野東の岸寄りに咲いていたもの。

ポイント③の東 カキツバタの花


 ポイント⑤の西のノイバラ(野バラ)の花。他の場所でも咲いている。バラの原種の1つ。

ポイント⑤の西 ノイバラの花

 ポイント⑤、抽水植物がだんだん繁茂して、ムジナモ。タヌキモの観察がし難くなっている。下の写真はポイント⑤中のもの。ムジナモが大きく成長している。

ポイント⑤中 ムジナモなど

 スイレンは生育地のほぼ全面を覆っている。花も結構咲き出している。下の写真はポイント⑦の西で撮影。但し、ポイント⑦周辺はスイレンが何故かあまり勢力を広げていない。本当は、スイレンが衰退してくれたらいいと願っているのだが・・・。

ポイント⑦の西 スイレンの花

 今日の観察では、ポイント①でタヌキモが流れ着いたのか復活したこと、ポイント③で昨年確認できなかったムジナモを確認できたことが嬉しかった。ポイント③が他の水域と隔てられてしまうのが心配。