2012年10月27日土曜日

10月27日(土) 管理釣り池のタヌキモ成長

 釣り大会から13日が経った。たまたま用事もあって、釣り池に行く。岸際を見ると、例のタヌキモが大きくなって浮かんでいる。曇り空ではあるが、タヌキモを携帯電話で写すのはむずかしい。板で影を作ってやっと写真に収めた。結構元気そうである。掬って検寸台に載せてみると、21㎝ほどに成長していた。越冬芽(冬芽)はまだできていない。
 
大きくなって元気そうなタヌキモ
板・携帯の影が映っている

検寸台に載せると21㎝にもなっている
越冬芽(冬芽)はまだ
 
 
 もう一つもすぐに分かった。ヒシに囲まれた狭い範囲を周回していた。しかしこちらは何とも元気がない。短くてしかも今にも枯れそうである。掬いとってみると、各捕中葉はバッチリと獲物を捕えているのだが、緑っぽさ、生気がない。越冬芽(冬芽)もない。先端部から枯れ落ちたもののようで、残念ながらこちらは駄目なようだ。


 
 タヌキモにはなんとか冬を乗り切って、来年元気な姿をみせてほしい。
 
 
 
 
 前回のブログには書かなかったが、20年以上前であろうか。山に迫った妻の実家の水田。その脇の幅30㎝ほどの水路に今回と同じようにタヌキモが1切れだけ単独に浮かんでいたことがあった。そのタヌキモも、流れで運ばれたものではなく、またそこで生育していたのでもなく、鳥に運ばれてきたものだろうと、その時思った。
 
 ムジナモ生育地のムジナモ・タヌキモはどうなっているかな? 近々観察に行きたいと思っている。