今日は私の属するへら釣りグループの秋の例会であった。釣り場はホームグランドの管理野池である。一時ぱらぱらとしたが、おおむね釣り日和であった。
釣果を出しあぐねているとき、何気なく足先の岸際を見ると、あっと驚いた。タヌキモが1株(1切れ)浮いているではないか。タモですくい取り確認する。間違いなくタヌキモである。さらに、もう1株(1切れ)が浮いているのも見つけた。こちらはアオミドロらしき藻類が少しからんでいた。
過去、20年以上この池で釣りに親しんでいる。カナダモやヒシを駆除し、掃除もしてきているが、タヌキモは一度も見たことがなかった。見落としがないとは言い切れないが、多分、何らかの方法で新しく入ったものであろう。野池とはいえ、管理しているので、他人が放流するとは考えにくい。
ブルーギルは人の手によらずとも、卵に粘着力があって鳥の足について運ばれ広まることもあるそうだ。同様にして、どこかの生育地のタヌキモがたまたま野鳥の足に絡り、この池に運ばれたのかもしれないなあと釣り仲間と話した。
携帯カメラで写真を撮った後、放流した。鮮明に撮影できなかったのが残念。
池に浮かんでいるタヌキモ
撮影している自分が水面に映っている
容器のふたの上に置いた2株
捕虫葉もなんとかわかって頂けるかな
ヘラ台の上の2株