知人のグループの納涼旅行に参加した。5年連続の参加になる。今年は、28日の安曇野ちひろ美術館見学と今日29日の栂池高原の栂池自然園のトレッキングがメインであった。
栂池自然園では、あいにくの空模様で白馬岳や杓子岳、白馬鑓ヶ岳などの雄姿は望めなかったが、美しい高山植物の花々に会えた。
私にとってとりわけの感激は、モウセンゴケのところ構わずといえるぐらいの大群落の連続であった。葉が大きいように感じた。色鮮やかで、粘液もたっぷり。ただ獲物はどうだったか。昨年、尾瀬のモウセンゴケ、ナガバノモウセンゴケの大群落に感激したが、群生密度では尾瀬に負けないほどの大群落に見えた。しかも比較的低地の群落では、開花しているモウセンゴケも多かった。実は、モウセンゴケの花を見るのは、中学生のころ、自宅付近に生育していたモウセンゴケの花を見て以来である。花色は白。子どものころに出会った花も白花であった。
案内板
ガスのため肝心の山々が見られない 残雪は少ない
見事なモウセンゴケの群生
ちとうのまわりにもモウセンゴケの群生が
競うように咲くモウセンゴケの花
モウセンゴケの花のアップ(再掲)
珍しいギンリョウソウを見つけた
トリカブト
さすがモウセンゴケ科。モウセンゴケの花もムジナモの花も実によく似ている。次はムジナモの花を見たい。