2020年12月1日火曜日

12月1日 越冬芽を探しに

 12月1日(火)13:05~ 晴れ 北寄りの風は吹いているもののおだやかな日より。 

             ポイント⑤にて 13:30 気温16.2℃ 湿度38%

                          (と簡易メーターが表示。)


 コロナ禍の第3波で全国的に大変な状況。本当に早い収束・終息を願う。

 今日から師走。木々の紅葉も深まっている。もう越冬芽は沈んでしまっただろうかと気になりつつも観察に行けず、夏のムジナモ連日開花以来の4か月ぶりの観察となった。ムジナモ生育地周辺の水田は勿論とっくに収穫を終え何も作付けされていない。耕作放棄地のいくつかではススキやアシが穂を風になびかせている。

 生育地の水位はそれほど低くない。水色は黒っぽく、ポイント①以外は全般に透明度が高い。スイレンは多少葉を残しているが衰退。オオバナイトタヌキモも衰退している。

 越冬芽はムジナモ・タヌキモともにまだ確認できたが、ほとんどが水底に沈んでしまったようだ。シズム前を見たかった。例年と同じくタヌキモの方が早く沈むようで、より確認しにくかった。

 カメは冬眠に入っているのだろう、全く見られない。                                                          

ポイント③ 越冬芽は未確認。堤側は笹だけが繁茂。


ポイント③の南     ヌルデの幼木か。



ポイント④の西
ムジナモの越冬芽とタヌキモの越冬芽
糸状のものはオオバナイトタヌキモ

ポイント⑤中
ムジナモ越冬芽
ポイント⑤東
アシが多い。
ポイント⑤西
アシが多い。
ポイント⑤⑥から見たM池
泳いでいるのはカモ。
ポイント⑥
スイレン
ポイント⑥
スイレン、オオバナイトタヌキモ
ポイント⑦
スイレン、オオバナイトタヌキモがない。
ポイント⑦
オオバナイトタヌキモ
中央はムジナモ越冬芽
ポイント⑦の東
干上がりかけ
ポイント①
排水溝
水色は濃い
少し濁り気味
生育地西の耕作放棄地のススキ
逆光に輝ききれいだ。
ポイント③の堤の西
ツグミが獲物の昆虫を口に
私を見てピョンピョン跳ねたら虫がなくなった。食べたのか落としたのか?

生育地西の並木の紅葉








 

 今日が今年最後の観察となるだろう。

 今年は、連日のムジナモ開花を見ることができて良かった。その後の観察ができなかったのが反省。来年もムジナモが順調に生育したくさんの花を見せてほしいものだ。また、長年見せていないタヌキモの花を是非とも見たい。またコウホネが今年は書くにい出来ていない。どうなってしまったのか。来年は復活をして欲しい。

 そして何よりも新型コロナが早く終息して欲しい。



2020年8月5日水曜日

8月5日 ムジナモ開花 五連チャン

 
8月5日(水)11:55~ 晴れ ほぼ無風 猛暑日
 
 お見事!! 5日連続の同一ポイント観察である。 昨日観察時刻が遅れたので、今日は1時間ほど早く生育地へ。 期待取り、何輪かの開花が見られた。 蕾もあるので明日以降も花開くであろう。 ただ、水位が下がってきているのでいつまで模索とは言えないかも知れない。
 
 観察ポイントのほぼ半分の画像である。この画像から、開花、あるいは蕾、あるいは開花後の様子が見られかも。画像をクリックして調べてみて下さい。
   2輪の花は直ぐ分るでしょう。左下の花の右下に開花後、写真中央に蕾
 
 
上の画像右上のムジナモの花を切り出す
  まずまずの開き具合で可憐。惹きつけられる。
 
  こちらは左下の花。やや開き具合が不十分だが素敵。
 
 こちらは、開花後と蕾。
 
明日以降もしばらくは開花が続くだろう。
水位の低下が心配。
また、別のポイントでも咲いているかも知れない。
いや、きっと咲いているだろう。
 
 
 
 
 

2020年8月3日月曜日

8月3日 三日連続でムジナモ開花

8月3日(月) 12:01~ 日差しはあるものの雲量から判断すると曇り 弱い南風

 昨日の蕾が開いてるだろうなと期待して観察に出る。12時に現地到着。早速昨日、一昨日に開花していたポイントへ。期待通り岸際の昨日の蕾がばっちり咲いていた。咲いたは左の蕾。右の蕾はまだ蕾のままだった。明日ぐらいに咲くだろう。
 他に花弁の開きがが悪いものを2輪を確認できた。蕾もいくつか確認できた。昨日開花したものを含め、頭をたれているのものもいくつか確認できた。
 帰り際、ポイント⑤も見たが、ざっと見た限りでは花はなかった。


 急いで自宅し、撮影画像をパソコン上で見ようとしたら、SDカードに記録されているデータが認識されないではないか。別のパソコンでも認識できない。
カードにデータが書き込まれていないのではないかと一瞬焦ってしまった。カメラ上ではちゃんと画像が見られたので、SDカードに記録されているのは間違いない。何とかしたいと思っている。データをパソコン上で確認できたら写真をこのページにアップします。
 

 8月6日 苦肉の策として、撮影したカメラのモニターに画像を映し出し、別のカメラで接写する事にした。  ただ画質は落ちているのでご容赦を。

2020年8月2日日曜日

8月2日 ばっちり咲いてたムジナモの花

8月2日(日) 12時06分~ 午前曇り→午後晴れ さわやかな西風
 
 日差しが弱いかなと思ったが、昼頃から晴れた。
 昨日のムジナモの蕾が気になって、昼過ぎに急いで現地へ。 他のポイント気にせず、先ずポイント⑧の西へ。すると直ぐにムジナモの花を確認。比較的岸際に、昨日と違い花弁が綺麗に開いている。予想どおりで大満足。他にも花が1輪。蕾は4つ5つ。咲き終わったものも2つほど確認できた。まだ見落としがあるだろう。
 
   ムジナモの花のアップ
 
  上の花のアップはこの画像を切り出したもの。
  左上、右上には明日の開花を控えた蕾が。 
 
  別の花。こちらは開きが悪い。
  左上には多分2日以上前に咲き終えたものであろう。
  花弁がもう見えない。
 
  昨日咲いたものか。
 
   狭い範囲であるが、俯瞰的に撮影したもの。
  花や蕾、咲き終えたものなどを確認できる。
    いくつ見つけられるかな?
 
  ポイント⑥の東あたりに咲いていた花。
 
 
 この後、 ポイント⑤を観察したが、ムジナモは多いが咲いているようではない。何年か前は、ポイント⑤でいくつもいくつも咲いたのに今年はダメ。別の年にはポイント⑥でいっぱい咲いた。あるいはまた別の年には別の場所でよく咲いた。今年は、今日観察したポイントでは、狭い範囲ながら、連日の複数の開花が見られそうだ。ある年にはある場所に限って集まって花芽がいくつも出来るのは開花する。花芽分化するための何か重要な要素・条件というものがあって、それを満たすポイントが年により遷っていくのだろうか。

2020年8月1日土曜日

8月1日 梅雨明けにムジナモ開花

8月1日(土) 晴れ 微風 12時24分~


 新型コロナ禍で亡くなられた方々、豪雨災害で犠牲となられた方々及びご家族の皆さまにお悔やみ申し上げます。


  不十分ながらも開花  ポイント⑧の西
 
長梅雨がやっと明け、夏らしい天気。風はほとんど吹いてない。積雲は多かったが、積乱雲の発達はなかった。

 1年ぶりとなるムジナモ生育地の観察である。開花の時期とはいえ、長梅雨による日照不足でまだ咲いていないかも知れないなと心配しながらポイント③から順に観察をする。水位は高い。水色は黒っぽい。スイレンの花は少ない。コウホネは目に付かなかった


ポイント③
 今までで一番うっそうとしていた。ムジナモが復活して3年目ほどになるだろうか。。ムジナモが見られて安心する一方で、タヌキモが確認できなかった。


ポイント③の東


~ポイント④~
 多分ムジナモがスイレンの葉の下で繁茂?しているだろうが、余り確認は出来なかった。
 ポイント④の西 

ポイント⑤
 ポイント⑤中、ポイント東はムジナモが多い。タヌキモも混じっている。期待した花は見つからなかった。蕾もなく開花する雰囲気を感じられなかった。あ~今年は長梅雨でダメなんかなと思ってしまった。

 ポイント⑤西


 ポイント⑤中


 ポイント⑤東

ポイント⑥
 ムジナモが生育出来るスペースは少ない。水色の黒っぽさが目立った。オオバナイトタヌキモの中に少数のムジナモ。 スイレンの花は例年に比べて少ないような。日照不足の影響か。
   

ポイント⑥~ポイント⑦





 ノアザミとバッタ

ポイント⑦
 スイレンやオオバナイトタヌキモで覆われてないスペースが広い。ムジナモはごく少数。


ポイント⑦~ポイント⑧

 可憐な花 右下はボールペン


  クモに捕まったイトトンボのおつながり クモは糸であっという間にぐるぐる巻きにして上に離れた トンボは動けない


ポイント⑧の西
 余りムジナモは生育してないかなと思ったら、岸際で1平方メートルほどの範囲に抽水植物に混じってムジナモがぎっしり。初めに1つのちいさめの蕾を見つけた。ヤッターと思った。だんだん目が慣れて来ると更に蕾そして十分開けてはないが花、また前日までに開花済みなどいくつも見られた。
 
  開ききれない。もう一息というところである。(再掲)
 
  1平方メートルほどの狭い範囲にはな、蕾、開花後のものがいくつもあった。 
 
  右下これは蕾なのか、開ききれないのか?それとも
  明日には咲くのかな? 左上にも蕾があるような…。
   もっと小さな蕾もあった。
 
  こちらは前日までに開花済み
 
 花を観察中、近くでバシャバシャ音がする。音の正体はカムルチーだった。素早く獲物をとらえる音だろう。
 
 
 
 ポイント⑧を確認した後、ポイント③に引き返し、ポイント②、ポイント①を確認。ポイント②はうっそうとして、水面は見えない。
 
 ポイント①では、排水溝から水が勢いよく流れ出ていた。水色は黒っぽい。スイレンが1輪咲いていた。 北側の堤からの漏水は止まっていた。
  ポイント①北西端の排水溝 
 
 以上で観察終了。
 明日以降が楽しみだ。
 ポイント⑤でも日照が満たされたら、かつてのように開花するかなだろうか?